晴れてはいても、ここ数日風の強い日が続いているために日中は暖かですが夕方になると、やはりなんとなく肌寒い様な・・・?でしたが、今日は朝から今までとは違い「暖かなー!」といえる陽気に、夕方でも寒さを感じることもなく!
これから先は最低気温も一桁は無くなり、もー寒の戻りとと言うやつはなさそうな? サクラも花は終わってしまいましたが、ハナミズキが綺麗に咲き、歩道の脇や幹線道路の中央分離帯にはツツジの花が咲きだし、立ち木には若葉が・・・と目にも優しい季節になってきました!
そんな芽吹きの季節だから?ではないのでしょうが、最近耳が乾燥してかゆい事が多く、ついお風呂上りなどに綿棒や耳かきで・・・!を毎日の様に行っていたのですが! 今朝目が覚めた時に、なんとなく片方の耳が、海やプールに入った後に耳に残っていた水が出て来た?と感じるように、なんとなく濡れている様に・・・?
綿棒で拭いてみるとやはり少し濡れており、特に痛みなどは無かったのですが、自分では見る事の出来ない耳の中の事なので一応、念の為と耳鼻科に・・・!
原因はやはり綿棒で頻繁に擦っていたために、外耳に傷が付き、化膿して!「外耳炎」になっていたと・・・、鼓膜も汚れているので処置を!と、耳のお掃除をした頂きました!
お風呂上りに綺麗になればと、せっせと綿棒で毎日の様にお掃除をしていたつもりなのですが、それは反対に耳垢を中に押し込んでいた様で、鼓膜の近くから「ほーら、こんなに!」と吸引した耳垢を見せられました!
確かに、以前より耳には自浄作用があるので、耳垢は勝手に外に出されるので耳かきは行わない方が良い!と言われておりましたが、それでも!たまに竹の耳かきで行うと、そのたびに取れたりするのでつい頻繁に・・・! 結構同じような方多いのでは?
耳は耳介と呼ばれる「耳たぶ」から鼓膜までの「外耳」と、鼓膜から中の「中耳」と三半規管の有る「内耳」で出来ており、今回は耳の入り口から鼓膜までのわずか3㎝の長さの所で、耳の穴の皮膚の細胞や外からのホコリなどが、耳垢腺と呼ばれる所から出された粘液が混ざったものが「耳垢」なのです!
これは最初に書きましたように、耳の自浄作用により自然に奥の鼓膜の方から外に向かって移動し、入り口の手前1㎝ほどの所で剥がれ落ち、耳垢になるのだそうです! 間違えても、反対に耳垢が奥に進んでしまう事は無く頻繁に耳かきをする必要はないと!
耳垢はゴミ!だと思い・・・?と言うことも有るかもしれませんが、意外にもこの耳垢!耳の中にある時には、それにより「殺菌効果や外耳道の保護、外からの虫の侵入を防ぐ!」と言う使命も有るのだと!
それを知らずにそれこそ取り除いてしまうと言うのは「余計な事!」で、さらにそれにより今回の様に傷をつけて雑菌が・・・!となると、まさにこれは耳のとっても身体にとっても余計なお世話に・・・!
それでも「どうしても!」と言うので有れば、月に1度くらいの回数で耳の入り口から1㎝以内を優しく拭くような感じで行うのが良いと、指導されました!
みなさまも余り余計な事はしない方が耳にとっては幸せの様ですし、健康の為にも良いようです!
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