「紫外線!」

今日も入学式なのか・・・?見るからに真新しい制服に御両親が付き添いで!と言う光景が朝の駅近くでは見受けられるました! 

朝早くの時間はなんとなく寒い?様な感じでしたが、陽も差し!出掛けの8時頃は暖かくなり、お天気も晴れ、満開を一週間ほども過ぎてもサクラも残っており、気恥ずかしさや緊張もなのでしょう・・・!

まさに「春」おめでとう!です・・・

今までの寒い冬から芽吹きの春! 空はなんとなく春霞の様に一枚ベールがかかったような感じですが、日中は日差しもあり暖かな日が続くようになります、花粉の飛散も例年であれば、もうまもなく終わりに・・・!となると、今月末から始まるゴールデンウィークが楽しみに・・・と、お出かけの機会が増える時期になりますよね!

気温も上がりお出かけ!となるこれからの時期は着る物も厚ぼったい物から薄い物に・・・となります、そうなると!ここ最近では男性の日傘が流行ってきていると言いますから、現代では女性だけでなく男性も?なのでしょうが、今度心配になるのが「日焼け」では?

日に当たるとしばらくすると皮膚が赤くなる!ですよね? ところが最近増えているのは「日光蕁麻疹」と呼ばれるもので、蕁麻疹患者さんの0.3%くらいはいらっしゃるのでは?と言われております!

そもそも「日焼け」と「日光蕁麻疹」ともに原因は「日差し」なのは同じなのですが、その症状を出させる光の波長が違っており「日焼け」はご存知の方が多いでしょうが「紫外線(UV)ーB」と呼ばれる波長が「280ナノメートル~320ナノメートル」の物で、メラニン色素の増加により肌の色が濃くなる等が症状・・・!

しかし陽に当たると皮膚が赤くなる!と言うことは似てはいるのですが、一方の「日光蕁麻疹」は?といいますと、まず原因なる光の波長が「400ナノメートル~800ナノメートル」と言う紫外線でなく「可視光」で、花粉症などと同じ、免疫が過剰に反応することで起きる「アレルギー反応」なのです!

症状としては「日焼け」に比べて現れるのが早く、日光に当たってから数分で蕁麻疹が出ることもあり、光が当たったところだけの炎症が起きるのではなく、肌を覆っている他の所にも出たり、まったく別の「腹痛や頭痛」などの症状が出たり、時には「呼吸が苦しくなる!」なんて事も・・・といいます!

この治療法は「アレルギー反応」と言うことから「治す!」と言うのではなく、花粉症などと同じように症状を軽くする!と言うような「抗アレルギー剤」の服用を続け、生活に困らない様にしておくと言う様な方法が一般的だと言います、もちろんそれでは済まないような症状の方には定期的に注射を打ったりするような方法も・・・!

もちろん、基本は「日焼け防止」と同じで、日光に当たらない!と言う事ですから、外出の時のつばの大きめの帽子や、腕などは陽にあたらないような長袖や日焼け防止の物でカバーを・・・!

なのですが、この「日光蕁麻疹」はアレルギー反応なので、まったく反対の意図的に日光を浴びて慣らして治療する!と言う様な方法もあると言います、いずれにしてもそんな攻撃的な治療も含め、まずは自分が「日光蕁麻疹」なのか?を調べる事が大事になりますので、ひょっとして?と思われるみなさま!そんな時はまず「皮膚科専門医」の受診を・・・!

気温も上がり暖かくなり、気持ちの良い季節に・・・!と言っても、油断できませんよ!これからしばらくは「紫外線」が強くなる時期、日焼け防止を致しましょう!

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