昔「割る」が今「破る」!

今日も冬晴れの綺麗な青空が・・・、風もなく日中は暖かく感じる日でしたので、暖かいお昼過ぎに近くの神社に出掛けてきました! 

既に11日ですし、関西ではまだ松の内ですから、これ「初詣」になるのでしょうが、横浜では松の内は7日まででしたから、今回は普通の参拝に・・・!ですが、三が日の人の込み具合を考えると、今日は訪れる人もちらほらで、並んでいる後ろを気にしながら!より、じっくりと神様とお話が出来たように・・・?これはこれで良い年の初めでは!と思いました!

そんな今日は丁度11日! 何が丁度良いの・・・?と思っているみなさまも・・・?

今日は11日の「鏡開き!」これも松の内と同じで、地域により違いが有るようです! 

始まりは室町時代や江戸時代の武家社会で行われていた床の間に飾られていた「甲冑=具足」にお正月に鏡餅をお供えする「具足餅」呼ばれる風習があり、このお餅をお正月明けに下げ、木槌で割って食べる!と言う行事を「具足開き」と呼んでたそうです!

この具足開きが行われていたのが「20日」だったと言います、が関東などでは松の内が7日になった幕府の命令と同じように、3代将軍家光がお亡くなりになった4月20日!と「20日」が将軍の月命日にあたる事から大名諸家が蔵開きを行う11日に変更になり、東日本では今でもこの日に「鏡開き」が行われているのです!

15日に松の内が開ける関西などの鏡開きはこの後「20日」だと言います!

鏡餅には今年の福を持って見えた穀物の神様「年神様」が宿っていた依り代!と言うことで、その「福」を食べると言うことで、私の子供頃には、ところどころカビの生えた個所を削りながらお餅ちを小さく割り、そのお餅を母親が油で揚げて「かき餅」に・・・その揚げたてを兄弟で争って食べていました!  あれ、うまかったー!

今の鏡餅は割る!と言うか、破ると中からはパックされた綺麗な切り餅が・・・!カビなどないですから、お雑煮にしたりお汁粉で食べる!と言うのが合うのかも・・・

何となくお正月だから!と飾っていた、と言うことも・・・? そんな「鏡餅」!

今年1年の、年神様の「福」を分けて頂けるお餅ですから、東日本や九州のみなさまは今日が「鏡開き」だと思います、飾って有った物は下げ!居直りの言葉ではないですが「煮るなと焼くなと好きにしろ!」ではないですが、身近で起きている過去10年で最多!と流行っているインフルエンザ、罹らない様にお餅頂きましょう!

インフルエンザもですが、コロナもマイコプラズマもリンゴ病も、そして数年前より感染者が出ていたと言いますが、コロナと同じようにまた・・・?と思えてしまう様な、春節連休を前に中国で流行している「ヒトメタニューモウイルス感染症」なんて言う物も・・・

どれもこれも、風邪のような「咳や鼻水、発熱」と皆同じような症状!  共通する予防法は基本の「手洗い、うがい」そして「消毒」!  空気の乾燥もさらに進んでおります、部屋の「加湿」、人の多い所にお出掛けの時には「マスク」等の実行を忘れませんようにご用心!

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