「草!」

今日は7日、関東地方を含む北日本や東日本などで多い「松の内」!

今年の福を持っていらした「年神様」がお帰りになる日、と言うことでお正月は今日までと昨日も書きましたが、西日本では15日までと地域により期間が違う様です!

しかしその実態は・・・?ではないですが、実は江戸時代初期までは全国同じで、小正月と呼ばれる15日までだったと言います!関東地方などで7日になったのは江戸幕府の命令で15日が7日に強制的に・・・だったようで、この命令が届きにくかった関西地方などは知らずにそのままの15日が続いている!と言うことの様です・・・

あらら!この時代、幕府の命令は神様も逆らえなかったと言う事のような・・・?

あえてここで個人で15日に変えて!と言うことも、出来るのでは?とも思いますが「郷に入っては郷に従う!」といいますから、お住いの地域に合わせてで良いのではと思います! 

と言うことで、私の住んでいる横浜ではお正月飾りなどは今日までですので、外す事忘れずにしましょう、そしてそれをどうする・・・?と思われる方も、まさかゴミの日に!

地域によりやむを得ないことも有るでしょうが、神様の為に用意した物ですので、流石に一般のゴミと一緒と言うのは・・・!せめて他の物と分けて、出来れば塩などを振りお清めをしてから大きめの紙や新聞紙に包んで!が、1年を無事に!で後悔がないのでは・・・

ベストはお近くの神社を探して納め、多くの神社で15日前後に行われる「どんど焼き」で焼くのが・・・、年神様を空にお送りするのが気持ちがスッキリしますよ! 私はこのベストで1年が始まります!

そして今日7日は? スーパーなどに出掛けると有りましたねー「草」!

もちろんご存知の「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」歌の様に覚えているみなさまも多いと思いますが、これ「春の七草」この草を「七草がゆ」にして頂く日にもなっているのです!

この行事のもとは中国から伝えられたと言い、日本で初めて行われたのはなんと平安時代前期の「宇多天皇」がこの七草の若菜を入れたお粥を神様に供え「無病息災」を祈ったのが始まりだと言います!

元旦から始まったお正月、頂いた御馳走の食べ過ぎで疲れた胃を労わると言う意味があると言われておりますが、もともと七草は新しい年を迎え、その芽吹きを頂き、活力を得ようとの信仰から始まったとされ、この1年の「無病息災」を祈ったともされていると言います!

平安時代には「お正月」の行事は始まっていたと言いますし、門松やしめ飾り、鏡餅などのお正月飾りも江戸時代から行われていたと言います、どうですそんな古来からの縁起の良い行事ですから、今年は無病息災を祈り「七草がゆ」食べてみるのも良いのでは・・・!

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