「眠り!」

今日は朝から生憎の雨! 雨と言っても傘が必要かと言うと、朝の時にはこれくらいならば・・・!と駆け出していけば良いくらいの霧雨の様な降りでしたが、時間により傘がないと濡れるくらいの時も!やはりお出かけには傘が必要な1日でした! でも、気温は意外と高く15度ほどもあり、寒いような寒くないような・・・?

今週の週末には天皇誕生日の祝日もあり連休の方も・・・?でしょうが、お天気は雲の多い、気温も冬に戻ったような一桁に・・・!と予報が出ております、春がそこに・・・!と思っているのですが、やはりこの時期は「三寒四温」と言われている様に、気温の上がったり下がったりが急激の様です、くれぐれも体調を崩されませんように!

「三寒四温」も言われる時期ですが、またこの時期には「春眠暁を覚えず!」とも言われ、よーく眠れる季節にもなるようです!

そんな「眠り」と言えば、今朝の新聞に「殿様枕症候群」なんて言葉が出ておりましたが、みなさまも読まれました?

そんな「殿様枕」?ご存知でしたか!

この言葉はそれこそ関ヶ原の戦いが行われたのが1600年と言われますから、その頃17世紀から江戸時代の19世紀の頃に言われていた、男女ともに髪形を維持するために使われていた、硬く高い枕の事を呼んだそうです!

確かに時代劇などの映画やテレビでも見かける、ひじ掛けの小さいような、硬そうな枕の事ですよね!

この枕が脳卒中の原因になりやすい!と「国立循環器病研究センター」の研究チームが発表したのです! この事を「殿様枕症候群」と呼んだそうです!

「殿様枕」は枕の高さが15cm以上の物で、この高さを習慣にしていると、首の後ろの血管がさけてしまう「特発性椎骨動脈解離」を起こしやすくなり「脳卒中」を起こすのだと!

メーカーや業界の専門家の意見で「12cm」以上を「高い」15㎝以上を「極端に高い」として、特発性椎骨動脈解離と診断された人たちと同じ時期に脳梗塞や脳出血で入院した方と調べた結果、高い枕を使っているほどに発症しやすい!と言う結果が出たと・・・!

枕が高いほど首の曲がり、顎が胸に付く方向に曲がるのが大きくなり、首が寝返りなどの時に回る時に血管が傷つき、起きやすくなるそうです!

そば殻などの枕の様に硬くなくても、低反発の枕や、タオルなどを重ねたような柔らかな枕でも、その高さが15㎝以上の様に高い物であれば、首の折れるのは同じなので、使うのは控える方が良いと出ておりました!

みなさまの枕の高さどれほど・・・?早速測ってみては如何でしょう

確か!体に負担の少ない快適な寝ている姿勢は?と言いますと、起きている時に真っ直ぐに立った時の姿勢をそのままキープして、寝た時の姿勢が良い!と言われております・・・

高いのが良くないのであれば、枕無しでは?と言う方も!ですが、枕がないと首がささえられずに頭が後ろにそってしまい頭痛や肩こりの原因に繋がったりもするのです!

食事などと同じように、何気なく毎日行っている睡眠習慣! たった枕の高さにより、その習慣で脳卒中のリスクが上がる!それはえらい損では・・・!

その原因はたったの枕の高さ!であるならば、いかかです枕の高さはもちろん体形により違いますから! 「立った時の自然な姿勢!」をそのまま横に!ですから、是非一度関心を持って自分の理想の高さ、きちんと決めてみる事も健康作りの役に立つのではないですか!

「殿様枕」と呼ばれていたその時代の随筆に、枕の高さは「寿命三寸、楽四寸」と読まれたものが記録され残っているそうです!

この意味は「四寸=12cm程度の枕は髪形が崩れずに楽だが、三寸=9cm程度は早死にしなくて済む!」と言うことだそうです! と言う事は、すでにこのころに浸かっているみなさまは高い枕は不健康と言う事を分かっていた!と言う事なのでしょうか?

それでも、髪形を崩したくない!とオシャレの人は「殿様枕」を・・・!だったのですかね? さー現代のみなさまはいったいどっちを・・・?

ちなみに、私の枕の高さは5㎝ほどでした!

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