「老い?」

今回のインフルエンザから肺炎に・・・! 今まで、まさか自分が高熱を出し、そして休む!そんなこと考えてもみなかったのですが、悔しいですがこれも「老い」なのでしょうか?

普段、電車に乗って席が空いていても座る事もなく、ほぼ降りるまで立っている! どこかに出かける時も、歩くスピードも遅くなっているとも思いませんし、駅でもエスカレーターでなく階段を・・・!と、自分ではいい動きをしている!と、思っていたのですが、しかしやはり身体の中では「老化」はちゃんと起きていたのですね!

今回の事もその表れなのでしょう! 一般に体力や能力の衰えと同じように「免疫細胞」も年とともにその機能は低下していると言われます「獲得免疫」の能力は20台をピークに、40代には早くも半分まで低下すると言われております!

だからって、そのままに・・・!と言うのも?なので、運動や食事など生活習慣で少しでもそれに抗い!と言う「アンチエイジング」も色々と研究されております、ならば今回の病気に対して!の「免疫」と言う事になると、免疫システムを担っているのは? 「白血球を中心にした免疫細胞」と呼ばれれるものに!

この「免疫細胞」のおよそ7割は「腸」に存在すると言われ、そこから「腸」は人間にとっての最大免疫器官だと言います!

要は「免疫力」を上げるには、腸のコンディションを良くすれば良いのです! 腸内細菌のバランスを良くして、常に腸内環境を「善玉菌」優位の状態に保つようにすることが大事なのです!

よく言われる「腸内フローラル」を育てる! で「納豆」や「ヨーグルト」毎朝!なんて方も・・・?では、確かに私も良かれと毎朝ちゃんと「ヨーグルト」を!

だからと言って食べるのが悪い!のではないのですが、同じものばかりを毎日!と言うのも、腸内細菌も人と同じで、いろいろなタイプがあり、善玉菌すべてがこれで良いのか?と言うと、そうではないそうです、そのためにも食品のバリエーションを増やすことが大事なのだと!

そんな食品のバリエーションを!と言いましたが、その中でも特にこれ!をと言えば、やはり善玉菌のエサになる「水溶性食物繊維」例えば「寒天、モズク、めかぶ、昆布にわかめ、ヒジキ等」野菜では「モロヘイヤやオクラ、アボカド、ゴボウ」果物であれば「リンゴ、いちご、桃、バナナ、キウイ」他にも「もち麦、黄な粉、納豆,なめこ等も」

ヨーグルトや納豆、チーズ、塩辛、ぬか漬け、アンチョビ、塩こうじ、焼酎、ワイン、みそなどもこれらは発酵食品ですから腸内を弱酸性にして悪玉菌の増殖を抑えたりの働きがあり、これらも若返りに役に立つ! ただ発酵食品は定着せずに腸を通過してしまうので、出来るだけ毎日とるようにするのが良いのです!

他にも「ゴボウや玉ねぎ、ネギ、バナナ、アスパラガス、キャベツ、トウモロコシ、はちみつ」などもオリゴ糖を含んでいるので、これらも善玉菌のエサになる!

結局このように書いていると、焼酎やワイン、日本酒とアルコールまではいっているくらいですから、ほぼ毎日食べている物が良い物に・・・!

そのうえで、注意しなければ!と言うのが食べかた、それはまず「朝食を抜かない!」と言う事、ホルモン分泌や新陳代謝等のリズムを狂わせずに動いているのは「体内時計」この時計を朝リセットして1日が始まるスイッチは「朝食」なのです!そのためにも毎朝きちんと食べる!と言う事が大事なのです!

考えずに毎日繰り返している「食事や睡眠」それをきちんと!と言う方が、週に2回運動を・・・!と言うよりも、意外とたい変な事!だからこそ、そこに「アンチエイジング」が隠されているのです!

如何ですか、ほっておいて、あとで後悔するよりも!毎日の中のチョットした事で抗うことが出来るのであれば、ほんの少し意識して生活してみましょう!

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