誰のが?

最近使う日用品、何かにつけて除菌99.9%とか「抗菌」の文字が・・・!  「殺菌、消毒」など潔癖過ぎでは?と思える今ですが、そんな中これは受け入れられるのかな?と言う記事が先日紹介されておりました!
それは、一昨日でしたか?に書きましたが「食物アレルギー」にも関係する「アレルギー疾患」に関しての記事で、アレルギー疾患の発症リスクが低下する可能性がある!と言う、その方法なのです・・・?
アレルギーに関係する免疫形成は、生後1ヵ月から2ヵ月の時が大事だと言う事が研究結果から分かっていると言います!
免疫が過剰に反応するアレルギーの症状と言いますと?「アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎」そのほか「ぜんそく」に、先日書きました「食物アレルギー」などが・・・!
それらのアレルギー疾患の発症リスクを、赤ちゃんが少なからず持っているかどうかの調査が行われた結果「3人に2人」が、何らかのアレルギーを持っている!と言う結果が出たと言います!
その原因は?と言いますと、先進国、特に増えているのは、先にも言いましたが!  なんでも「除菌、抗菌、消毒」の様に住んでいる環境の中が清潔になりすぎ?のようになり、感染などで免疫を調整する機会が減ってためだ!とする説なども出ていると言います!
そんな中で、今回の「アレルギー疾患の発症リスクが下がる可能性がある!」と言われた方法は?と言いますと、赤ちゃんの時に、おしゃぶりなどを介しての大人の唾液が赤ちゃんの口に入る事だと言っておりました!
当然、おしゃぶりでなくてもで! 要は大人の!と言っても、母親が一番なのでしょうが、父親でもとか? 誰の?と言う事は書かれておりませんでしたが「大人の唾液が!」とだけでしたので、でもそれが赤ちゃんの体に入る事で、免疫力が上がると・・・!  なんとも、今の時代とは逆行するような研究結果ですが、確かに昔の様に、これはお勧めできないですが落とした飴などを拾い、水でチャッチャット洗い、再び口にの「3秒ルール」今では信じられないでしょうが、昔の方が汚れていた分、身体も丈夫だったと言う事なのでしょうか!
今回の、このアレルギー疾患の発症リスクが「唾液」により下がると言う調査では、1年をかけ、ある地域の保護者と小中の生徒3千人以上を対象にアレルギーの有無について調べた結果!
幼児期に親が口に入れたおしゃぶりを使っていた子供は使っていなかった子供に比べて「アトピー性皮膚炎の学齢期までの発症リスクが65%低く、アレルギー性鼻炎では67%も低かったと言います!
またおしゃぶりでなく、親と同じ食器使う事でも「アトピー性皮膚炎」の子供は使っていなかった子供に比べて48%低かった!と言う結果が出ていると言います!
でも、知りたいのは「母親だけでなく、父親でも?」と言う事と、大人の唾液には免疫を付けるような物が入っているのか?それとも、ただ単に赤ちゃんに比べて、含まれる雑菌が多くそれにより、赤ちゃんの体に対抗する抗体の様な物が出来、その結果!アレルギーリスクが減っているのか・・・?
でないと「唾液」が良いのか?それとも単に清潔にあまりしない方が・・・?なのか?・・・ですよね!
この先の研究結果が出るようであれば、また書きます!が、何でもかんでも抗菌だ除菌だ!と言うのも・・・?  もう少し肩の力を抜いておおらかに!でも良いのではないのでしょうか!
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