最近、新聞などで紹介されておりましたが「食物アレルギー」のお子様が増えていると! 新聞に出ていた記事には2022年の調査では、全国の公立小中高校で、前回の2013年調査から12万人増え、約52万7千人にのぼったと!
確かに、私の担当している中学校では給食はなく、小学校だけですが!
その小学校に出かけた時に給食室にお邪魔をすることが年に数回ありますが、必ず学年に数人は「たまご」とか「ピーナツ」を食べるとアレルギーが出てしまう!と言うことで、それを除くような注意が表示され、スタッフのみなさま全員が周知し、気を付けるようなシステムが出来ております!
食物アレルギーを起こした、その1割にショック症状が…!とも言われ、治療を急がいないと最悪の事態になった事例も起きていると言いますから、決して軽く見てはいけないものなのです!
そんな万が一の時にと!薬局でも「食物アレルギー」を持つお子様が「アナフィラキシー症状」を起こしたときに!と、緊急の時に使用する注射が処方されることが、ここ急に多くなっている様に感じます!
もちろん、その予防は?と言えば、明らかに症状の出る食べ物は「除去」する、要は食べない!と言う事が大事なのです、でも生でなく加熱することで食べられる!と言う事も・・・?
症状が軽い時にはそれほど怖がることはない!と言いますが、でも中には「蕁麻疹やショック」などの重症化の事も、まずはひょっとして?と思ったときには「アレルギー検査」を行い、食べ物などのアレルギーの有無をチェックすることが大事になります!
このように「食べる物によるアレルギー」ですが、気を付けるのは食べ物だけでなく、以外にも、この「食物アレルギー」は「花粉症」の症状を起こす抗原=アレルゲンと、食べ物に含まれるアレルゲンの構造と形がよく似たものがあり、そのために、花粉症が毎年!と言うみなさまは、お子様だけでなくても、その食べ物を食べる事で反応を起こし、アレルギー症状が出てしまう事があるのです!
特の花粉と間違えて反応が起きてしまう!と言う食品は?と言いますと「野菜や果物」に多く「花粉・食物アレルギー症候群」とも呼ばれ、花粉症のみなさまの1割くらいで起きると言われております!
中には「野菜や果物」などのアレルギー検査では陰性にもかかわらず! 実際に食べると、口の中やのどが「イガイガしたり、ヒリヒリしたり!」と言うことありませんか? もしもそのような症状が出る時にはそれ、花粉症と同じような原因により!と言う事かもしれませんよ・・・
また、その症状をきちんと伝えられない年齢のために、その「野菜やくだもの」が嫌い!となっていることが原因に・・・かも? もしも低年齢のお子様の時には、よーく観察するようにしましょう!そして怪しい?と思われた時には、受診してきちんと調べてみましょう!
今現在「食物アレルギー」と関係のある「花粉」は?と言いますと、みなさまが良くご存知で!また多くの人がこれにより春になると苦しめられる?有名な「スギやヒノキ」ですが、この花粉症をお持ちの方は「トマト」が関連性のある食物になります!
そう言えば?食べるとクシャミが!とか、口の中がイガイガするような・・・?と言うみなさまいらっしゃいませんか?
また他には1月から6月頃まで花粉の飛散期間が・・・と言われる「ハンノキやシラカバ」この花粉症の方は「リンゴ」そして、丁度いま美味しい「モモ」他には「大豆!」が似ている食品に!
また丁度、今頃花粉が・・・の「オオアワガエリ」や「カモガヤ」は、これも丁度今が旬の・・・!意外とこれは私も「口の中がイガイガするような?」の「メロン」 他にも「スイカ」「キウイフルーツ」などが! また秋になると・・・の?「ヨモギやブタクサ」の花粉症をお持ちのみなさまは「ヨモギ」は「セロリやニンジン」
「ブタクサ」は「メロン」そして「スイカ」などが似た抗原を持っている!と言う事で、大人はともかく、小さなお子様に!そしてそれが初めて!と言う時などにはご注意を・・・
ただ、この「花粉・食物アレルギー症候群」の原因になる野菜や果物のアレルゲンは、胃や腸の消化酵素に弱く分解されやすいために、口やノドなど直接触れた個所だけに反応が起きることが多いとも言います! ただ軽いからと食べ続けると積み重ねで、重症化することもありますのでくれぐれもご注意を!
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