梅雨！

いよいよ梅雨が明ける！　　と言っても、今日も晴れてと、ここ数日の青空が続いている関東地方などではなく、もちろん沖縄地方の事です！
昨日今日と関東地方などとは違い、梅雨前線の影響で雨が降り続いている沖縄地方ですが、その雨も今週土曜あたりからは、前線が太平洋高気圧により北に押し上げられ、夏本番が来ると言います！
梅雨前線が北に上がる！と言う事は、今度は九州地方から関東地方までと、いよいよこれからが本格的な梅雨の時期が始まるのですね！　　そう！これからなのですよ、雨が続き鬱陶しい時期は・・・！
とは言え、よく聞くのは梅雨は日本中が・・・！と言っても、最後の北海道では、ない！と言いますよね！　　でも、梅雨前線が沖縄から九州そして東海、関東、東北と北に上がってくると、最後には北海道にも当然前線がかかるのではないのでしょか？でも「梅雨」はない！と言うのは・・・？と思いませんか！
ですよね！確かにこの梅雨の時期に、北に前線が動き、北海道に近づくことはあると言います！　　その時には、まさに「梅雨」の様な大雨が降る事も・・・！　　でも、それを「梅雨」と呼ばないそうで、その理由は？と言いますと、その様に前線が近づき、大雨に・・・！と言うのは、沖縄から東北までの「つゆ」と呼ばれるような、毎年必ずと決まって降る事ではないので、一般的にはまれに・・・！と言う事で、基本！北海道には梅雨がないと言う事に！
また、このようにたまたま！梅雨の様な降り方の雨が続くことは、地元北海道では「えぞ梅雨」と呼ばれていると言います！　　でも「つゆ」ではなく、「つゆの様な！」と言う言い方をすると言います！
では、北海道以外、沖縄から東北まで何故毎年「つゆ」が来るのか？と言いますと、それは日本列島の近くで起きる「オホーツク海高気圧」と「太平洋高気圧」の陣取り合戦のような事からなのです！
「オホーツク海高気圧」は北の冷たい空気の塊、そして南の「太平洋高気圧」は反対に暖かい空気の塊！　　この二つが丁度、今頃に日本列島の上でぶつかるのです！これが「梅雨前線」で、このおしくらまんじゅうにより、空気の状態が不安定になり、暖かい空気は空高く上り「上昇気流」を起こすのです！
起きた「上昇気流」により雨雲が発生して雨が降る様になるのです、また太平洋高気圧の発生する南の海水温が高くなっているために、その勢力が強くなり「オホーツク海高気圧」を南から北にと、雨を降らせながら徐々に押しやってしまうのです！　　ただその海水温が今までよりも高くなっているために、雨雲のできる勢力も強くなり、最近の雨の降りも強く、最近聞かれる「線状降水帯」なんて呼ばれる１カ所に集中的に降るような連続した雨雲が発生するようになってきているのです！
最後にはこの押し上げられた「オホーツク海高気圧」も北海道にはかかるのですが、その頃はすでに７月も半ば過ぎになり、夏本番となり！　気温も上がり前線を作るのに必要な温度や湿度の差が小さくなり、上昇気流の出来もさほどでなくなり、雨を降らせるほどの活発さはなくなっているのです！と言う事から、降っても毎年！でないために、北海道には「梅雨」はない！と言う事に・・・なのです！
さーさー、来週あたりからは蒸し暑く鬱陶しい日が続くようになるのかもしれませんよ？　　そんな時期のカビ防止のために、風の通りがよくなるように、洋服ダンスやクローゼットほかにも本棚などの片づけをするのも大事ですよ！
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