先ず確定!

さむい冬が終わり、サクラなどの花がきれいな春になり、そして次は木々の若葉がきれいな初夏に…!と、これから夏に向かって目覚めていくのが目に見える植物や、虫などの動物ですが!  決してそればかりでない、嫌な物も目覚めてくる季節なのですが、いったいなんだと・・・?
これに罹ってしまうと、それこそ罹ったみなさまの事を、聞いた人は不潔な・・・!と印象を持つみなさまも多い、この病気は・・・?
思わず頭に浮かんだ方も・・・?では、そう多分あたりだと思いますよ!それそれ、そうです!その罹った方もそして家族の方も一瞬引いてしまう?ほどに嫌われている「水虫」です!
気温も下がり、乾燥する時期の秋や冬になると、その活動は治まった様に見え、しかしこれからの梅雨に向かっての気温が徐々に上って来る、丁度今頃5月や6月になると、増えて来る病気なのです!
良く足の裏や指の間にかゆみが出ると「水虫」だ!  また、かゆくないから「そうでない!」と思われているみなさまもいらっしゃると思うのですが、かゆみが!水虫に罹っているかどうかの判断にはならないのです!
あの「かゆみ」と言うのは?  免疫反応の結果で、水虫の正式名称「白癬菌」と言う「真菌=カビ」なのですが、この菌が皮膚の表面だけに寄生している時には、あまりかゆみと言うものは感じなく、それが皮膚のより深いところに広がっていくと、免疫機能が働き「かゆみ」を感じるようになると言います!
またそんな「白癬菌」の種類でも、我々に良いのか悪いのか分からないのですが、人と共生しようとする「トリコフィトン・ルブルム」と言う種類はかゆみが出ても比較的軽く、その反対に「トリコフィトン・メンタグロフィテス」と言う種類の菌は、かゆみが強く出やすい!と、一概にかゆみだけを頼りに「水虫」なのかい?そうでないんかい!と言うのは決められないと言います!
正しく「水虫」なのか?どうかを判断するには、皮膚科で検査するのが確か!になるのです!
勝手にこの時期、足がかゆくなり、足の指の間の皮がむけてきたから?と、薬局やドラッグストアで市販の水虫の薬を買って治療を!と思っても、それが違うと、反対によりひどくなることにも・・・?
これから気温が上がり、湿度も上がってくると?そろそろ水虫君も活動開始、再び増殖を・・・!  元気になり、かゆみや湿疹がひどくなる前に!まだ目覚めたばかり・・・?
今のうちに皮膚科を受診して、まず白黒をつけてもらいましょう!  もちろん、それにより!その治療も全く違うのですから、まずは自己判断ではなく専門の病院に!
そして検査により、もしも「本物」の水虫!となった時には、まず1年間その治療を続け、徹底的に退治をする事!  活動が弱まり治ったのでは?と秋頃に思い、安心してしまうと、また来年の今頃に同じ悩みを…!とその繰り返しになってしまうと言いますから、白癬菌が確定しましたら?  最後までやり通しましょう!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!