いやいや!今日がこの冬何番目か分かりませんが?今日は朝から1日寒かったですよねー! 当然お出かけには、いっぱい着込んでマフラーなどで首回り、さらに手袋も・・・!さらにさらにで、腰などにカイロとか?も・・・では! それほどに寒かったですよ!
確かに、今日の様に寒い日には着こんだりカロなどを使えば、寒い寒い!はしのげるのかもしれませんが、でもそれは身体の表面だけでは? 身体の深いところ、内臓などは寒さを感じない!と思われているかもしれませんが、昔から東洋医学では「寒さ」と言うのものは「腎」の働きを弱らせる!と言われているのです・・・
西洋医学では「腎臓」は、血液をろ過して老廃物を尿として体の外に排出したり、血圧の調整をしたり、血液を作るホルモンを分泌したり、ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルや体液の酸性アルカリ性のバランスを保ったり、さらに骨を健康に保つなどの、沢山の働きを持っている臓器なのですが!
東洋医学の「腎」は「元気の源」のような、精気を蓄える貯蔵庫の役割を持っていると考え、ここが弱ったり、不足すると?「加齢」と言う症状が出ると考えられているのです!
この「加齢」により「記憶力の低下」や「筋力の低下」「頻尿などのトイレが近くなる」などの症状が出だすと! 物忘れなどや、骨の弱るのもこの「腎」が弱る事と考えられているのです!
そしてこの弱った状況が「腎虚=じんきょ」と呼ばれ、年齢が進むことで、やむを得ずもあるのですが、今日のような寒さによりさらに進んでしまう!と言う事にも・・・、免疫力が低下するのを防いだり、少しでも老化!を遅らせるように?するならば、まさにこの寒い冬に「腎」を守る事が大事なカギになるのです!
じゃー病院に行き、薬を処方してもらえば・・・!確かに、もしも検査により「腎臓」の機能が悪くなっているような結果が出れば?その時は西洋医学で薬を…!と言う事になりますが、東洋医学での「腎虚」悪くはなっていないが弱っている!「腎」が「虚」している状態なので、ここは東洋医学的に、まず「食べ物で体を温めて!」と言う頃からに・・・
東洋医学では、その始まりの3000年以上も前から、食べ物の食性「体を温める物と冷やすもの、そしてそのどちらでもないもの」それらを経験などから区別されていたのです!
例えば今回の様に体を温める食べ物と言いますと、野菜では「ネギやニンニク、ニラ、玉ねぎ、カボチャ、シソやショウガ」などで、肉は温める物で特にその中でも「羊肉」はいち推しだと、魚も「エビやサバ、サンマ、鯵、マグロなど」もちろん香辛料の「コショウや山椒、シナモン、八角、ターメリック」などは芯から体を温める物に!
今日の様な寒い日には、温野菜のスープにエビフライ、そしてカレーライスなどで有れば、すべて身体を温める物で、それこそ冷えた身体はポッカポカにでは・・・!
とは言え、そんな毎日温野菜やお肉、魚介類と、お料理を考えてはいられない!と言うみなさま、それはごもっとも! 料理のできない私が言う事ではないですよね!
でこの時期、私の様にセンスなく、お料理の苦手なみなさまが簡単に体を温める物!と言えば、やはり「ショウガ=生姜」でしょ! 漢方では「生姜=しょうきょう」と呼び、あの誰しもがご存知の漢方薬の「葛根湯」にも使われております!
この生姜を一かけら薄くスライスしてカップに入れ、お砂糖かはちみつ、黒砂糖などいずれかを一緒に入れてお湯を足し、これを飲む!身体が温まり、免疫力も上がり、この寒い時期の風邪やインフルエンザの予防に! コロナの予防にもなると思いますよ!
もちろん、同じように生姜の輪切りなどにホットウイスキー、それにシナモンスティックなんていうのも寝る前に飲むと、身体も温まり良く寝れる様に! 昼間であれば同じように紅茶などでも良いでしょうし、よりポッカポカに!であればショウガをすりおろして使うのも、この時期には最高の飲み物になると思います!
如何ですか?悪くなってから!ではなく、なる前の身体をが弱ってきているような時から、ならない様に!日頃気を付けるのも健康の秘訣ではないですか?
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!