一年で最も寒くなる時期を「寒」と言いますが、その寒の始まりの「寒の入り」の日が、今年は昨日6日でした! だからでしょうか、昨日今日と空気冷たかったですよねー! 思わず、この冬初めてマフラーを引っ張り出して、首に巻きました!
首に巻くだけで、まさに「あったかー!」に、今日も、もちろん離せなくなり、朝に現場に出かける時に巻きました! みなさまも、マフラーしない方やコートを着ない方いらっしゃいますが、寒い時には、その一枚!で、ずいぶん違いますよ!
と言いながら、今回マフラーの温かさをしみじみでしたが、出かけるのが車が多いために、ほとんどコートを着ることが少ない!と言うよりも、車に乗るときに脱いだり、また着たり!が面倒で、今年来ていないのですが、寒い時には自分でもわからずに血圧なども上がるもの!やはり面倒!ではなく「後悔先に立たず」の様に、健康のためにも!寒に入り、寒さが一段と厳しくなる「立春」のころまでは、コートやマフラーなど、その時により利用するのが良いのですよね! みなさまも心掛けるのが良いですよ!
そんな冷たい今日、1月に入り、もー7日ですよ、そして7日と言えば! 「せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ」と言えば!いったい何でしょう?
もちろん、当たり前!と、ご存知のみなさまは多いでしょうが、でも最近ではスーパーや八百屋さんでも販売されておりますが、私も今年の物を先日買いましたが、レジの近くやエレベーターや階段の近くに「ほらほら!」と、山の様に積まれておりましたが、意外と手に取る方も少なく、まして買い物かごに入れる方は、さらに少ないように聞きます!
分かっていても!「ふーん!」の方もいらっしゃるのでしょうが、まったく知らずに普通のサラダか何かの野菜?と思われている方も・・・でしょうか?
とは言え、今では、もちろん生でパックに入った物は当然でしょうが、乾燥したものも有ったりで、ほかにも何種類かの使いやすくなっている物などバリエーションがあるのですね!
そんな中、私がこれが一番!と手にして勝った物は?と言いますと、なんと!すでにパックになって出来上がっている物を! このままレンジで「チン!」すれば、出来上がり!の物、これで「開運招福」を迎えられるのであれば、なんと手軽に・・・!
と、先ほどの「せり、なずな、ごぎょう・・・」と、お経の様に並べた「草」の名前七つ! これは「春の七草」で、この七草を入れて作るおかゆ「七草粥」!これを頂く日なのですよね!
この「七草粥」を1月7日に頂くという始まりは?なんと平安時代の初期に「宇多天皇」が神様にお供えし、無病息災を祈った!と言う事が始まりと言います! 江戸時代になり、正月の七日に将軍さまが、この「七草粥」を食べる!と言う事が定着して、そのことが庶民にも浸透して、今に繋がっているといいます!
今では「お正月におせち料理など美味しい物を、たくさん食べたり飲んだりしたために、胃腸が疲れ、その内臓の疲れを取るために、胃などにやさしい物を頂く!」と言う事から、「七草がゆ」を食べる!と言われております!
が、これ後からのこじつけのような理由で、もともとは?「七草」は新しい年を迎えるにあたり、自然の芽吹きを頂き、そこから活力を得ようという「信仰」から始まった、と言われております!
「せり」は血を止めて、気力を養いそれを増す効果が、「なずな」には五臓を利し目を明らかにして、胃を益する」など七草それぞれに効能があるとされており、そこからこの1年の「無病息災」をお祈りしたと! また寒い冬になり野菜などの青物が不足する時期で、新鮮な若葉の栄養を身体に取り込むというような事もあったのでは!とも言われております!
この時期に取れる若葉から、その栄養をと「七草」! 地方によっては「ネギやダイコン、ほうれん草、高菜、ニンジン、ヨモギ、小松菜」などの野菜を足しての中から七つを選んで・・・!と言う地域も有るといいます!
現代では、平安や江戸時代ほど野菜が不足!と言う事はないでしょうが、それこそ平安時代から継がれている「七草粥」、胃腸に負担を!と言うのは、時代も変わりますます現代の方が・・・!でしょうから、昔に習い「胃腸を休める」と言う事と「無病息災」を祈り、いただいてみるのは如何ですか!
まだこの時間で有れば、スーパーは開いておるでしょうし「七草」も売られていると思いますから、是非! 私の様に簡単ポン!の、現代風「七草粥」も良いと思いますが!
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