しばらく前に「カマンベールチーズ」は「認知症に効果あり!」なんて事が言われ、それ以来、ほぼ毎日の様に食事の時には「チーズ」もちろん「カマンベール」ですが、食べております! 同じような方が多いのか?この半世紀で日本人のチーズ消費量は大きく増えているといいますが、いったい毎日食べていて良いのか・・・?と、「過ぎたるは及ばざるが如し!」とも言いますから!やはり程々と言う事が・・・ですかね?
と思っておりましたら、その答えのような事が・・・!
それは!「チーズ」は牛や羊などの乳を原料としており、乳酸菌や酵素で固型にしたものなので、毎日牛乳を飲んでいるのと同じように、毎日食べていて問題はない!と言う事でした・・・、それよりも食事の中で食べるので、不足しがちな栄養素が含まれているので、チーズを食べて栄養を摂取するには役に立つと!
で、その栄養素とは?と言いますと、先ほど書きましたように、牛や羊の乳が原料ですから、そのままその栄養素を凝縮した食品になりますが、チーズ100グラム作るのに、原料の乳も100グラム使うという事でなく、チーズ作るのには!なんとその10倍、ですから100グラム作るには、1000mlの牛乳などが必要になるのだそうです!
だから!と、すべての栄養素を含んでいる!と言うわけでもなく、多く含まれるものは?と言いますと「タンパク質」だと! それも発酵や熟成などで、その「タンパク質」も体に吸収されやすい状態に分解されているといいます! その他には?と言いますと「脂質」そして「ミネラルやビタミン類」が多く、その中でも「カルシウム」や「ビタミンAやビタミンB2」が豊富だと・・・!
ただ、その栄養成分ですが、その量は製法とも関係があり、例えば「カルシウム」ですが最も高いのは「パルメザンチーズ」で、その反対に最も低いのは「カテージチーズ」なのですが、その含まれる量の差は20倍以上にもなるのだといいます!
ちなみに100グラム当たり「パルメザン」ですと「タンパク質は44g」「カルシウムは1300mg」になるといいます、次は?と言いますと「エメンタール」この「エメンタール」や「パルメザン」はPHが高いうちと言いますから「アルカリ性」のうちに酵素を加えて凝固を進めるために「ホエイ」に溶けこむカルシウムが少なく、チーズ本体に多く含まれるために多く! 「カテージ」や「クリーム」などはPHが低くなった「酸性に傾いてから型詰めをするために、酸性だと凝乳のカルシウムは水に溶けやすく、ホエイと一緒に流れ出てしまうため少なくなるのだといいます!
その後に「圧搾」ですから、「パルメザンやエメンタール、チェダー、エダムチーズ」のようなハードタイプと言われるチーズは水分も少なく、栄養成分が豊富!と言う事もあり、少量で効率的に栄養補給が出来る!と言う事では、人間の体にとっては「タンパク質」は必要不可欠な栄養素で有り、筋肉を作るためにも大事な物ですから、特に高齢の方などに適した物になるといいます!
さらにそれが「認知症」の予防に?となればまさに一石二鳥のような!では・・・
では、その「カマンベールチーズ」は?と言いますと「タンパク質」は「19.1g」で「カルシウム」は?と言いますと「630mg」とパルメザンに比べてはややその量は下がりますが、でも「認知症予防」が!となると、どうです?いったいみなさまはどちらを・・・?
ちなみに、チーズは太るのでは?と「脂質」を気になさっているみなさまも? 原料で見ると「クリームチーズやマスカルポーネ」などは、生乳に脂肪分を調整して増やしてから作られるために「高脂質」に、その反対に脱脂乳を使っている「カテージ」は当然に脂質の低いチーズになります!
そんな種類ごとの栄養面なども調べて、チーズを選んでみるのも役に立つ食べ方ではないですか?
ともかく、毎日食べても大丈夫と言うよりも、毎日が良い!と言う事に・・・! しかしこのチーズ、やはりここ最近の食品の値上がりの波に・・・! 以前の様に、毎日と言うのはお財布的に結構、重くなりましたよ!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!