昨日と同じように、今日も朝からスキット晴れた青空で、暖かで穏やかな日中でした!が、やはり朝早くや、陽の沈む夕方になると急に冷たさがを感じるのは、これからの季節になるのでしょうが、そんな暖かさからの冷たさ!と言う話題,お天気だけでなく、今年もこの時期になると聞かれる「ヒートショック」と言う言葉、みなさまの中にも、どこかで聞かれている方は多いと思います!
「ヒートショック」は特に冬場に起きやすく、また年齢の高い方には特に注意しないといけない症状! 原因は寒暖差により、血圧が上下に急激に変動して、心臓や血管に異常が起きる物で「めまいや失神」と言う症状が一般的と言われます!
めまいなどの症状!と言うのであれば、お風呂などに入り「おかしい?」と思ったら、すぐに出るなりして休めば!と思われるかもしれませんが、実際に入浴中に亡くなる方はどれほどか?と言いますと、年間に約1万5千人ほどと言われ、その原因のほとんどがこの「ヒートショック」だろうと言われております!
確かに、私も経験がありますが、寒いのでろくにシャワーなどを浴びないで、温かな湯船に・・・!そして入ってしばらくすると「クラーッと」なんてありますよね? それから、これは意外とありますが、気が付くと「寝ていた!」なんて事、お風呂に入りそりゃーいい気持ち!と、リラックスしていると、いつの間にか寝ていたようで?ふっ!と気が付いて「やばいやばい!」とそそくさと湯船から上がる!なんてこと、これからの季節多くなりません?
お風呂に入り、浸かっていると、ぽかぽかしてリラックス!そしてつい・・・!になるのは当然なので、温かなお湯に浸かると体温が上がり、その上がった体温を平熱にするために、身体は熱を逃がそうと?血管を拡げるのです!その結果、血圧は低下、脳に送る血液量は減り、当然、酸素も不足するように!
その結果、脳の酸欠が起き、つい「ウトウト」と言う事に! これ脳は酸欠で起きているので、意識が遠のいている状態ですから、そのままにしておくと結果?「失神」と言う事につながるのです! ですから、寝ていた!と言う事は、一瞬でも「失神」してたという事に・・・
もちろん、気が付くから良いのですが、そのまま?と言う事を考えると、結構怖いですよね?
いやいや、その一瞬「失神」の様に寝てしまっても?顔をがお湯につかれば目が覚めるでしょ?と思う方も多いでしょうが、でもここに普段からの寝不足などによる、強い眠気などが加味されると?浴槽の中でお湯を吸ってしまっても目が覚めない!と言う事になるのですよ!
普通「ヒートショック」を考えると、血圧の急な上下の変動で「心筋梗塞や脳梗塞」を起こし!「強い胸の痛みや、冷や汗、嘔吐」や「頭痛、めまい、手足のしびれ、舌などがもつれる」などの症状が!と思いがちですが、気持ちよくなり、そして「寝てしまう!」と言った、静かに・・・!と言う事も起きるのです!
ですから、予防法として高血圧の方や糖尿病などの治療をなさっている方や、年齢の高い方は、お風呂に入るときにはご家族に、お風呂に入る前に声をかける!と言う事が言われております!くれぐれも、これからの寒い日の続く季節「いい湯だな!・・・」なんて、のんびりとではなく、時には湯船に入らずにシャワーで!と、言う時も・・・!必要だと思います!
いやいや、この寒い時期にシャワーでは、それこそ「風邪」を引くわ!と言うのであれば!
先ず「お風呂に入る前と後に水分補給」「食後1時間以内は血液が胃に集まり、血圧が低くなるので、食後1時間以上空けてから入る」「お湯の温度は高いと心臓に負担がかかるので、まずは40度ほどの少しぬるめから入り、お湯を足して少しずつ上げていく」「長湯を避け、出る時もいきなり立ち上がらない」!
これらが、これからの時期「ヒートショック」を予防してお風呂を楽しむ心掛け!になります、くれぐれも心しておきましょう!
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