昨日は東京都庁、東京タワー、スカイツリーそして横浜ではランドマークタワーやマリンタワーなどが青色に染まっていたのですが、ご覧になりましたか・・・? それも日本だけではなく、世界の各地で「ブルーライト」を灯す!と言う日だったのですよ!
このブルーですが、何を表しているか?と言いますと、世界で6秒に1人の命を奪うという「糖尿病」の全世界的脅威を表し、世界中のどこまでも続く、空の色を表して「ブルー」なのだと言います!
そんな糖尿病のこわさを認知することを制定した記念日「世界糖尿病デー」だったのです!
ではいったい世界中でどれほどの方が・・・?と言うと、まさに今だに落ち着かないでいるコロナによる世界的拡大「パンデミック」ですが、それと同じように、それこそ静かに人類を脅かしているいる病気だと言います、現在でほぼ成人の10人に1人がかかっていると言われ、このまま特に対策をしないと? 糖尿病の人口は2045年まだには46%増加して8億人近くまでになり、成人8人に1人となるだろうと言われております!
その中で日本人はと言いますと、少し古く「厚労省」が行った「平成19年国民健康・栄養調査」では「糖尿病が強く疑われる人」と「糖尿病の可能性が否定できない人」まで入れると、なんと40歳以上の方の3人に1人は糖尿病、または糖尿病予備軍であると言います、そしてそこからすでに15年もたっているのですから、いったい現在どれほどの方が・・・?と言うのも想像できますよね!
糖尿病と言うと、血液中のブドウ糖の濃度が高くなる病気ですが、もともとのそのブドウ糖は?と言いますと、普段私たちが食べている食事からで、食べた糖分やでんぷんは消化をされ「ブドウ糖」! ブドウ糖は体を動かすのに必要なエネルギーの源、血液により筋肉や臓器に運ばれて行きます、これが「血糖」です、普通は血糖は腎臓から出される「インスリン」と言うホルモンにより、一定の幅でその値は保たれるのですが、インスリンが不足したり、どこかに異常があり通常の様に動かないと?血液中の血糖が多くなり、血糖値が高くなるこれが「糖尿病」です!
病気などにより膵臓の働きが悪くなったり、その他の原因でインスリンが不足してしまうⅠ型と、生活習慣に原因が有ってのⅡ型の糖尿病と種類があるのですが、多くが高カロリーの食事や炭水化物のとり過ぎなどで、結果インスリンの量が不足したり、太り過ぎで、脂肪がインスリンの働きを悪くした結果、血糖値が高くなってしまっているのです!
そんなⅡ型の危険因子は「肥満、飲酒、喫煙、運動不足、高血圧、ストレス」そして「加齢」などだと言われます! みなさま大丈夫ですか?
大丈夫!ではなく、だから健康診断を避けている!なんてことありませんか?
自覚症状がないので、そのままであれば?それはそれでよいのかもしれませんが、怖いのは?これに伴う合併症なのですよ!
血糖値が高いままにしておくと血管がもろくなり、一昨日も言いました「心筋梗塞や狭心症」「脳梗塞や脳卒中」また、ひどくなると失明も?と言われる「糖尿病網膜症」などと、取り返しのつかないような事にも・・・?
故に、まずはせめて年に1回の健康診断、血糖値がどうなのか?だけでも、検査するのは大事なのですよ!
先ずはⅡ型の原因「肥満、飲酒、喫煙、運動不足」これは心がけ次第では自分で何とかできるのでは? 「大丈夫!」は健康な時に言える言葉ですよね!これから先も言っていられるように、まずは生活習慣見直してみましょう!
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