当たり前でなく、意識して!

先月の末、韓国でハロウィンを楽しむ・・・!と言う大勢の人が集まる中、156人もの方がお亡くなりになり、日本人の方も、その中にお二人が含まれていたという事故が起きましたよね!
子供の頃のおしくらまんじゅうではないですが、考えられない様な人数の人が一か所に集まる事で、息が出来なくなり、立ったまま気絶をして倒れ! それをきっかけに雪崩の様に周りにいた方が倒れこんで行く「群衆雪崩」!  中に巻き込まれると、自分ではもーどうしようもできなくなると言います!
これからクリスマスや大晦日、そしてお正月!と、人が多く集まると言うような機会も多くなります、まさに「君子危うき・・・」で、人が多いなと思ったときには、まずは避ける!と言う事、そんな時にも働く「正常性バイアス」の!自分は「大丈夫!」ですが、決してそのような事はないので! まずは先に危険回避!これが大事なことだと言います!
韓国での事故の「息苦しさ」は、昨日書きました「心筋梗塞」などの息苦しさ!とは違う、人に押されて肺が膨らまなくなり苦しくなる!と言う事です!
呼吸は口や鼻から空気を吸い込み、そして肺を膨らませる、さらに吐き出すと肺は縮む!と言う事を繰り返し行われているのですが、でも、肺それ自体は膨らませる力はないのです!
肺が膨らんだり、縮んだりするのは、肺を囲む骨「胸郭」についている筋肉が伸び縮みして肺を動かしているのです! その筋肉も一つや二つではなく、なんと小さなものを入れて20種以上あると言います、これをまとめて「呼吸筋」と呼んでいるのです!
心筋梗塞の様に心臓に酸素と栄養素が運ばれなくなり・・・、また外的要因により肺を膨らませることが出来なくなり・・・と、息苦しさにもその原因はいろいろですが、日常生活の中でも息苦しさや、呼吸の乱れと言うものを感じる事ありませんか?
特にここ3年ほどはコロナ禍の中、在宅ワークなどで、ずっとお家でパソコンと向かい!などからのストレスや、怒ったり!また泣いたり!と気持ちが乱れた時などや不安に襲われた時など・・・のような時に・・・?
同じ姿勢を長い間していたり、また老化!と言う事もあり、先ほどの「呼吸筋」の弾力や筋力が弱くなってしまう? その事により、十分に空気を吐き出すことが出来なくなり、肺の中に空気が残ってしまい、肺は膨らんだ状態になって、十分に空気を吸えなくなるのです!  その結果、呼吸は速く浅くなり息苦しさを感じるようになるのだと・・・!
「じゃーどうする?」ですよね!
肺が十分に膨らみそして縮む!これが十分にできれば呼吸は気持ちよくできる!と言う事で、先ほどの説明の様に肺を動かしているのは? 「呼吸筋」と呼ばれる「筋肉」!それが弾力や筋力が弱くなる!と言う事で、身体の筋肉と同じで、その筋肉を柔らかくしてあげれば良いのです!
と言う事で「呼吸筋ストレッチ体操」と言うものがあるのです!
先ず吸う筋肉「吸息筋」のストレッチは「胸の前で両手を組み、お腹をへこませ、大きなボールを抱えるような感じで息を吸いながら、背中を丸めて、腕を前に伸ばす」
次は吐く筋肉「呼息筋」で今度は前においた手は後ろに、そしてその手を引き下げるように、胸を張る様に両腕を息を吐きながら!肩甲骨を寄せるように下の方に伸ばすように」両方ともに息はゆっくりと行うのが良いと言います!
この二種類を、時間にして5分ほど1日3回を目安に行うのが良いと言います、慣れてきたときには少しずつ回数を増やして行くというが良いと、大事なのは!成人では毎日約2万回は呼吸していると言われるます、呼吸と同じで、ストレッチも毎日続けることが効果的で大事なことだと言います!
呼吸の乱れは心の乱れ!などともいわれます、不安や緊張などを感じた時にもストレッチでリセットが出来るかも?ですよ、日常に取り入れてみるも良いのではないですか!
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