大!でなく、小騒ぎ?

昨日の夜のニュースで言われていた、今日の「皆既月食」!  いつもの月食に比べて、朝から大騒ぎ!と言うほどではないですが「小騒ぎ」くらいは・・・?
それは「皆既月食」と同時に行われる「惑星食」!  「月食」地球の影に月がすっぽりと入ってしまい月が暗くなったり、一部が欠けて見えたりする現象ですが、今回は月、丸まるが影に入り「赤銅色」になるといいます!
そして普段であれば、月の明かりにより見えなくなってしまう、今回の主役のような? 「惑星食」のその惑星? 
それは「天王星」! 「天王星」の明るさは6等と言われ、普段でも空がしっかりと暗い状態で、ようやく肉眼で見えるかどうか?と言うほどなのだと!  
その天王星が「皆既月食」中に月の後ろ側に入り込む!と言う「天王星食」が見られるのだといいます!
「天王星」は薄青色に見えるといいますが、先ほども書きましたように、非常に!条件の良い空でも、肉眼で見える限界の明るさ!と言いますから、まず東京や横浜の空で…!ですよね、なのでぜひそれを見たい!と言う方はせめて望遠鏡や双眼鏡を使って探すのが良い!と言いますよ!
もちろん、今回の「皆既月食」も満月の時にいつも見られる!と言うものではなく、月食は太陽と地球、そして月が一直線に並んだ時、満月の頃に起きはするのですが、ただ太陽の通り道「黄道」に対して、月の通り道「白道」が傾きがあるために、普段の満月は地球の影の北や南側にずれたところを通るので、そのたびに月食が起きる事ではないのです!
それが、今日は「皆既月食」!と、月全体が地球の影にと、まさに太陽、地球、月!と一直線になるのです!  
18時9分から月の一部が欠け始め、19時16分からは皆既月食になり、その後20時42分までの86分間続くのだそうです、そしてその後、徐々に月が顔を出し、9時49分には元の真ん丸のお月さまに戻っているといいます!
そしてまれな現象の「惑星食」の天王星が月に隠されるのは東京では20時40分、そして月の裏側から再び顔を出すのが21時22分だといいます!
今回の小騒ぎの原因は?もちろん「皆既月食」ではなく「天王星」が月に隠れる「天王星食」の「惑星食」だと言ったのも、なんと今回の様に「皆既月食」中に「惑星食」が見られたのは?と言いますと、なんと戦国の世の1580年7月26日だったといいます!
この時の「惑星食」は「天王星」ではなく「土星」で「土星食」だったそうで、なんと今日よりも442年前だったといいます!  この2年後に「本能寺の変」が起きているといいます!
と言う事は、前回の今日と同じ条件での「惑星食」の時には、あの「織田信長」が健在だった!と言う事になるのです!
そのころの空はもっときれいだったでしょうから?きっと、月がかけ始めたころには大騒ぎに・・・!さらにその月が赤黒く光っていたら!その怖さは、どうだったのでしょう?  織田信長!鉄砲でも打たせたのでしょうか?それとも「すでに知っておるは!」と、現代と同じように天体ショーを天守閣から楽しんだのでしょうか?
空もきれいで、昔の人は目も良かったでしょうから、月の影に土星が入り込むのも見えたのかもしれませんよね?
そんな小騒ぎの今日!西の空には、まだ夕焼けが残っている反対の東の空に、金色に輝くお月様が真ん丸で出ておりました!

442年ぶりの「皆既月食と惑星食」超劇レアとは言いますが、やはり主役は「お月さま」ですかね!
ほらほら、もー欠け始めておりますよ!
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