今年はインフルエンザが流行るのでは・・・?と言われており、現在は一時期に比べておとなしくなっているような新型コロナ! 新型コロナに関しては年明けには第八波が・・・?とも言われ、それこそインフルエンザと重なることで、医療のひっ迫が・・・?とも心配されております!
ですが、今日も朝の気温も低く、日中もはっきりしないお天気でしたが、明日からはしばらくは秋晴れの日が続くといいます、でも1日の最高気温と最低気温の差が大きく、この寒暖差による体調不良が出やすくなるといいます! そんなことから、免疫力が低下して、病気に・・・と、気を付けないといけない時期でもあるのです!
そんな、疲れたり、免疫が落ちた時に気を付けないといけない病気の中に、意外と忘れている物があるのですが、なんだと・・・?
それこそ、今でも・・・?と、ちょっとびっくりするその病気は「結核」なのですよ!
それこそ時代劇の中や、明治期などのドラマなどでは、働き過ぎて…のような人が、出てくる場面がありますが、明治期以前は「ろうがい=労咳」と言われ、薬もない時代には、それこそ「結核療養所」などに入所しても薬はなかったので、まさに、そこで最期を迎える!と言う「終末医療」のようなものだったといいます! あの新選組の沖田総司も罹っており、池田屋事件の時にも血を吐いていたといいます!
結核が日本に入ってきたのは1800年も前になるといいます、ただ結核菌に感染しても、「元気があれば!」で、体の中の免疫機能により白血球が菌を封じ込め、95%の人は発病しなく、そのまま体の中で悪さをすることなく、生きているのです、まさに「休火山」の様に!
残りの5%の方は発病しますが、現代は薬があるので「抗結核薬」を飲むことで治療ができるのですが、ただこれも、症状の出ない方と同じで、菌が死滅するのではなく、抑え込まれて休眠状態の様になり体の中には残るのです!
ですから、結核菌に感染すると、発病しようが、しなかろうが、菌は一生体の中には、いるという事になるのです! だからと、菌を保菌していても、それを外にはき出しほかの人にうつす!と言う事は全くないので心配はないのです!
ただ体の免疫力が落ちてくると発病するので!そこは注意をしていないといけないのです!
昨年2021年に日本国内では10万人当たりの結核患者数は「9.2人」となり、10人を切り「低蔓延国」になったといいます! ただ今でも年間に1万人以上の患者さんが報告されていると!
多くの人は「昔の病気」の様に思い、意外と忘れていた病気ですが、近くにまだいるのですよ! いやいや体の中にかも・・・?
ちなみに「結核」の症状も「咳や全身のだるさ、痰が絡むや微熱」などがあり、新型コロナと同じようなところもあり「痰の絡みや、咳、微熱、だるさ」などが2週間以上続いた時には疑った方が良い、などともいわれます、とは言っても、新型コロナでも同じように、だるさや咳などが長く続くといいますから、やはり自己判断ではなく、まずは早めに受診することが最良だと思います!
特に70歳以上の方の罹患率は6割を超えるといいますから、特に注意です!
この予防には、まず免疫力を維持するためにも「適度な運動、そして十分な睡眠」さらに「バランスのとれた食事」だといいます! そして70歳以上の皆様は1年に1回の「胸部のレントゲン撮影」をすることだといいます!
この時期、意外な伏兵だと思いません! インフルエンザやコロナだけでなく、他にも気を付けないといけない事、山ほどなのでしょうが、やはりその予防は、と言えば・・・?
まさに、先日お亡くなりになられた猪木さんの言葉「元気があれば何でもできる!」の「元気の素」を作る事に・・・!
寒くなる時期、くれぐれも体調管理にはお気を付けください!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!