香りとぬくもり!

今日は寒い1日でしたねー!  雨もパラパラと降り、傘を差そうか・・・?と迷うほどの降りでしたが、傘は持っていないと心配になるお天気でした!
そんな東京や横浜などでは冬のような?と言うほどの、11月中旬の陽気と言われる今日、これも秋の味覚「サツマイモに日」だったのです!
もともとは、中国での呼び名の「かんしょ」と呼ばれたり、中国から伝わったものなので「からいも」と呼ばれていたそうですが、これが「薩摩=鹿児島県」に伝えられた時に「サツマイモ」と呼ばれるようになったといいます!
薩摩藩ではこれを大事にしていたそうで、江戸時代には領内からサツマイモを持ち出すことは、禁止していたといいます、それでも1700年代には愛媛県や長崎県の対馬などにこっそりと持ち込まれ、栽培は広がっていったといいます!  その後1732年の「享保の大飢饉」が西日本を襲い、この時にサツマイモの栽培をしていた地域では餓死する人がなく、サツマイモは飢饉に強い食べ物として国内に知られるようになったといいます!
それにより、蘭学者の「青木昆陽」が江戸幕府の命により、サツマイモを普及させようと、江戸に取り寄せ研究して、東日本にも広がっていったそうです!  栽培が広がる中、江戸に近い川越藩でも盛んにおこなわれるようになり、品質が特に良い最高級品がとれるようになり「栗よりうまい十三里」とまで言わるようになっていたと!
その「栗=九里」と「より=四里」を合わせての「十三里」!  サツマイモの旬の10月と合わせ。今日の「10月13日」を「サツマイモの日」としたといいます!  その他にも丁度江戸から川越までの距離が約13里でもあったから「栗よりうまい・・・!」とうたわれていたとも言います!
なんたって、この「サツマイモ」女性が大好きな物!と言いますように、その栄養素も美容効果満載のたべものだと・・・!
第一にはビタミンC、一般にビタミンCと言えば、調理などで熱を加えると、無くなってしまう欠点があるのですが、サツマイモに含まれるビタミンCはでんぷんにより熱から守られているという事で、調理してもなくならないのです! これにより、ビタミンB群やビタミンEなどとの症状効果により「シミやそばかす、しわ」などに効果が出て、美肌効果抜群だと・・・
また、豊富な食物繊維を含んでいるために、腸内環境を健康に維持する善玉菌を増やし、悪玉菌を体の外に排出する働きがあるのです!  女性に多い便秘の解消により悪玉菌による毒素などの有害物質を体の外へ排出により「ニキビや肌荒れ」などのトラブルの解消になるのです!
またカリウムなどの働きで、むくみの改善なども!  ただサツマイモは炭水化物が多く、カロリーはジャガイモのほぼ2倍ほどあり、100グラム当たり132キロカロリー、中くらいの大きさで、ほぼご飯1杯分のカロリーになります、またカリウムの含まれる量も多いために、腎臓機能が低下している方は、たくさん食べると?高カリウム血症を起こす…!なんてこともありますので、くれぐれも「過ぎたるは・・・・!」の様に、食べ過ぎにはご注意を!
今日のような寒い日、電車などで降りた帰りの駅前に「ピー!」なんて笛を鳴らして止まっている焼き芋屋さんの車!  うーん?ちょっと周りの目を気にしながらもやはり、食欲には勝てない! 買ってしまいますよね!
寒い夜の、焼き芋の温かさと、におい!勝てない、勝てない!  くれぐれも食べ過ぎはご注意を!
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