最近テレビのCMでも見かける、見える範囲が欠けてきて、ジグソーパズルのような画面になり、そのままにしておくと、最悪は全く見えなくなってしまう「失明」と言う事もあります!と言う「緑内障」、まさか自分が…と他人事のように思われておりませんか?
それもやむを得ないのかな?と言うのも、ほとんどは「緑内障」が発病してから、それこそ失明するまでは10年以上もかかるのが普通なので、緑内障そのまま失明とはならないことのほうが多いといいます、それでも1%、100人で1人くらいの割で、この病気により失明する方はいらっしゃるのです!
いったいみなさまは楽観的に、かかっても天寿を全うするまでは失明することはない!と思うのか、それともやはり!万が一、10年以上かかる進行が、例外的に早く来てしまい「あの時に眼科を受診して治療を始めておけば?」と後悔したくないので早期発見、早期治療と「眼科を受診する」! さー、いったいどっち?
もちろん、CMで言われているように最悪は「失明」ですから、さぞ受診する方が多い!と思うのですが、実はある調査によりますと、眼科を受診して治療をしている方は全体のなんと1割ほどにしかならないといいます!
とは言え、この緑内障、年齢の高い方に多いといわれておりますが、一般にその平均年齢は?と言いますと「51歳」だといいます、40歳代でおよそ20人に1人、70歳以上になりますと7人に1人の割合でかかるといいますが、これもだいぶ以前の調査からで! 最近では年齢も下がり、さらにその人数も増えているといいます!
年齢の高い方に多くなるのも、この病気一つには老化も関係しており、目の神経が何らかの原因で減ってしまい、結果みえにくくなってしまうのです! 年齢とともに少しずつ減る分には、まず平均寿命と言われるまでは少しずつは見え方に衰えが現れても、見えなくなることはないですが、緑内障に罹ると?視神経が通常よりも早く減ることになり、視野が欠けたり、視力が低下してきてしまうのです!
視神経は老化でも減ってしまう!と言うように、緑内障でも同じで、減ってしまった目の神経は元には戻らないのです、故に緑内障を完治させることはできない! とは言え、そのままではそれこそ、なるようになる!で、先は失明かも?と言うことになる、したがって治療は視神経が今以上に減ることがないように、そして視野が狭くならないように薬による治療を続けることになるのです!
足腰などと同じように、体と同じように目も年を取るのです、年に一度の人間ドックと同じように、目も同じで、せめて半年に一度は眼科で診察を受けるようにするのが、いつまでも視力、そして視野を維持することができるようになる、予防になるのです!
見えて当たりまえ!と思われているみなさまが多いと思うのですが、それ当たり前ではないのです! メンテナンスは大事なのですよ!