鳴り方で・・・!

日曜の今朝も、今までに比べると涼しい!と思える感じで、日中は蒸し暑さもありましたが、以前のような苦しい!と思えるような事もなくなり、やはりいよいよ秋に近づいている?と感じてしまうような1日でした!
とは言っても、さすがに日中少し体を動かすと、汗がじわっと出る蒸し暑さは残っておりますよ!
そんな気持ち気温が下がってきている昨日の「涼しいもの」!  「風」でしたが、風と言えば、まさに8月に入り暑さも最高に・・・!と言う、そんなときの日本の夏の涼しさを感じるものに、今はあまり見かけなくなりましたが「打ち水」や「縁台」そして「風鈴」!
その中でも「風鈴」は窓を開けると、さーっと入って来る風になる音が、一時の安らぎと言うか、涼しさをくれますよね!  そんなことで、住宅街を歩くと、どこからか「ちりん、ちりん」と聞こえることもありますが、みなさまの中にもベランダやお部屋の中に吊り下げ、この夏、涼しさを感じさせてくれているお家もあるのでは・・・?
でも、たまに聞いたり、テレビなどで風鈴市や、駅などで沢山の風鈴を飾り紹介しているニュースなどを見ると、その音色で確かに涼しさを感じますが、では!と、いざ自分の家にと吊ったりしてみると! これ意外と吊るす場所により、涼しさより暑さを感じるような?と、それこそ蝉と同じような感じにもなりません・・・
程よい風ならば、確かに「涼しさ」ですが、これが強い風だと? それこそ「うるさい!」、夏の暑さをさらにかさ上げするような感じにもなり、買ったはいいが!そのまま閉まったまま!なんていう皆様も…では?  まさに私はそれで、先日物置を見てみましたら、ありました、かわいそうに今年も出してもらえずの風鈴が二つ、ビニール袋に入り寝ておりました!
「風鈴」の起源は中国の「風鐸=ふうたく」と言い、中国の唐の時代に青銅でできた鐘のような形のものを吊るし、その音の鳴り方で吉兆を占ったものが、日本に仏教とともに伝わり! 日本ではその音の聞こえる範囲は聖域とされ、災いから守ってくれるような物としてお寺の軒先の四隅につるされていたといいます、それが平安時代になり、貴族などが魔除けとして家の軒先につるすようになり、それが「風鈴」として庶民にも広がったといいます!
夏も終盤になってきておりますが、見つけたので!このまま見ないことにしてまた閉まっては、それこそ「魔除けの物」それ見たことか?といわれては困りますので、出してあげようかと、遅まきながら今日、家の中の窓際に吊ってみました!
今日は、まだそれほど風も強くないので、気が付くと!  「ちりん!」と涼しいそうな音を出してくれております!
そういえば!と私と同じように、どこかにあるはず!と、思い出したみなさま、早速探して例え数日でも出してあげてはいかがです!  
「魔除け」の物ですし、「風鈴」の恩返し! あるかもしれませんよ!
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