気象病!

ここ数日「もどり梅雨」とか言うそうで!どんよりとして蒸し暑く、しとしと雨が降ったりやんだりの日が多くなりましたね!  今日もそんな同じようなお天気の日でしたが、みなさまの中でこんなドヨンとした日になると、古傷が痛んだり、頭が痛くなったりのような症状ありませんか?
今日も午前中、現場に出ていたのですが、お天気のせいなのか?体が重いとか、だるいとかいう方や、頭痛や手や足、腰などの関節が痛い!という方、目立って多いように思いました!
中には、いきなり手と足の関節が痛くなり「リウマチ」かと思い?整形外科に行ってレントゲンや血液検査をしたが、何のことはない全く異常がなく!  この痛みの原因は?と聞いてみると、なんとショックな「それ年齢からでしょう!」と言われたと、行ったことを後悔するような方もいらっしゃいました!
確かに何でもかんでも「歳だから!」と、呪文のような言葉は、自分でも半分?はわかっているのだから、もう少し優しい言葉ないものかね?と、処方箋を持ってきてくださり、ひとくさりおしゃべりをして言った方もいらっしゃいました! うーん!確かに、私も同じような年代になり、なんでも「歳」はやめてほしいとは思います!
でもこの時期、特に雨が降りそう?とかの日には、俗に言う「気象病」や「お天気痛」などと言われる「めまいや頭痛、関節痛」などの体の不調を訴える方が多くなりますよ!
全国的にも同じような症状の出る方は子供から大人までいらっしゃり、その数はおよそ1千万人を超えるのでは?と言われております、またそんな症状で悩む方の7割ほどは女性だとも言われております!
でも、悩む方が多い中、その原因はいまだにはっきりしたことは分からず!  主な原因は「気圧」の変化では?ということまでは分かってきているといいます!
気圧が下がり、雨雲や台風が近づいてくると、そのような症状が出やすいと! 気圧の変化は耳の鼓膜の奥にある「内耳」という器官が、その小さな変化を感じて、その変化が脳に余分な刺激を伝え、それに脳がストレスを感じ、血管を収縮させたり、筋肉が緊張することで体にいろいろな不調が現れ、体の自律神経のバランスが乱れ、めまいや頭痛を起こすといいます!
ただそれを細かく感じるような敏感な人ほど、この「気象病」を訴えるといいます!  確かに私は寒くても暑くても、雨が降ろうとも、台風が来ようとも、一切「めまいも頭痛」も感じたことはないので!果たしてそれが良いことなのか・・・?
でも、そんな私と反対に気圧の影響を感じる!という、敏感な方は、センサーとなる内耳が気圧の変化に敏感に反応しないように、台風などが来るかな?という時には、事前にめまいの薬を飲んでおくとか!耳のマッサージ「両耳を軽く引っ張りながら後ろの方にゆっくりと回したり」「親指と人差し指で両耳を軽くつまみ、上下や横にそれぞれ数秒引っ張る」などの運動で、耳の血行を良くしたりすると症状が楽になるといいます!
いかがですか、今年は海の水温も高く、豪雨や台風が多いのでは・・・?とも言われております、自律神経を整え、耳の血行を良くして「気象病」に負けないようにしてみましょう!
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