ほーら!日曜日は早起きしましたか?そしてもちろん、梅雨入り前の大物、布団などの入れ替えを・・・?
私ですか?もちろん有言実行ですよ、ちゃーんと入れ替えはいたしましたよ!
そんな入れ替えでも意味が全く違うのですが、みなさま「おひつ」と言うのはご存知ですか?
おひつ!漢字では「お櫃」と! 今の若者のみなさま意外と?「考えたこともない!」なんていう、全くご存知ない方も多いのかもしれませんね?
「お櫃=飯櫃」とも言いまして、炊きあがったご飯をお釜から移しておくための入れ物!とでもいえばお分かりに・・・!
今ではほとんど、ご飯を炊く炊飯器がそのまま、たけたご飯を保温しておいてくれるので、あえて移し変える!と使う事が無くなり、見ることも少なくなりましたが、それでもどこか旅行などされた時の、泊まった旅館や、料亭やお寿司屋さんなどでは今でも重宝され見かけますよね!
とは言っても、私もすっかりこの存在は忘れておりましたが、今日こんなにも違う?と、その働きに感心したのです!
もともと、この「おひつ」ですが、今では木だけでなく陶器などもあるようですが、よく目にするのはやはり白木の物で、この木がお釜から移されたご飯の余分な水分を適度に吸収して、蓋から落ちる水滴で、ご飯の味が悪くなるのを防ぐ、炊けたご飯のおいしさが格段に美味しくなると言う入れ物なのです!
確かに見かけなくなってからずいぶん経ちますが、確かに今は普通に炊飯器で炊き、そのまま保温!が当たり前ですが、改めて今日なんと美味い!と感激するほどに違う事を知りました!
たまたま今日、知り合いと食事に出かけて来たのですが、その出かけたお店が「お櫃」を使っていたのです!
何がどうに違うの?と言われても、とにかく「美味い!」と言うしかないのですが、でも本当にビックリするほどの違いありますよ!
「お櫃=おひつ」が活躍したのは?現代のようにご飯を炊くは炊飯器の時代ではなく「お釜」で!と言う時代ですから、江戸時代から昭和30年頃までが盛んに使われていたといいます、お釜の頃は炊きたてでも、最初は熱々でふっくらでしたが、時間が経つと焦げ付いたり硬くなってしまっていたのです!
だからご飯をお櫃にうつして!となっていたのですが、昭和30年以降発明された、電気炊飯器や保温ジャーなどの出現で段々と使われ無くなったのです!
この「お櫃」ですが、既に平安時代には使われていたとも言います! 現代では、便利だけでなく、炊けた炊飯器であれば確かに保温機能も付いておりますから、何時間たってもふっくら炊き立て!なんて宣伝しておりますが、でもやはり保温時間が長くなれば? 乾燥はしてきますよね!
ところが「お櫃」は?と言いますと、時間が経てばさすがに冷たくはなる、しかし炊飯器とは反対に、冷めても乾かない!さらにもっちもちのまま冷めるだけ!なのだと!
冷たいのがいやであれば、その冷めたごはんを「チン」すれば、美味さがよみがえる!
と、今日出かけてお店のスタッフの方が説明してくれました! と言うのも、一緒にいた連中も、そのお櫃からのご飯を食べた時に言った「このご飯美味い!」の言葉に反応して、得意げに話してくれました!
でも、確かに!ですよ、言われて帰って探してみましたら? ありますねー、いろんな素材や大きさが!
如何です?明日から6月、物の値段がなんでも上がるニュースが流れる中、やはりお米の国日本ですから、健康の為の主食はやはり「ご飯!」が良いと言います、それが数倍美味しくなる「お櫃」使ってみませんか?
「美味いですよー!」
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