光のマジック!

見た目? 「目に映る姿や様子!」とその意味が出ておりますが、その見た目!   当たっている光で随分違って見える!ていう事をご存知ですか?
もちろんご存知の方は多いとは思いますが、でも分かってはいても意外と普段気にせずにお買い物しておりませんか?
そうなのですこの見た目!ですが人の事ではなく、食べ物の事で、先日お肉屋さんの前を取った時の事、妙にショーケースに並んでいるお肉がいつも普通に見ているショッピングセンターの精肉売り場の物と違うのでじーっと見てしまいました!
いやいや、それほどお肉の色が違うのですよ!  悪くではなく!普通に見るよりもずっと美味しく見えたのです・・・?
もちろん、ショーケースの中の品物ですから、蛍光灯などによる照明の明かりによるのは分かるのですが、その色がこれほどに・・・? そしていったいどちらが本当の色なのか分からなくなります!  商品として売るのですから、少しでも食欲が出るような色にしているのか?それとも売るために本当の色をと・・・、それが本当の色なのか・・・?
年齢が進むとよく聞く、目の病気の「白内障」、目のレンズの役目をする水晶体が年とともに濁ってきて、物が見えずらくなる病気ですが、それが進みあまりにも見づらくなってきた時には、水晶体を人口のレンズに入れ替える手術、今は日帰りで、意外と簡単に出来てしまうのですが、このレンズの入れ替えをすると、見えるものが今まで見えていた物よりもきれいに見えるようになると言います!
白い物は白く!の様に、今まで白と思ってみたものが、実は少し黄色っぽく見えていた様に見えていた!と言います、これは目だけが、それこそ生まれた時と同じ様になったからだと!の様に、レンズの年期でも色が変わって見えるようですが、それ以上に当たる光ではもっと違って見える!
もともとは、昼間の太陽の下で生活をしてきておりましたから、この太陽の光源の下で見る物の色が一番自然に見える物としているのです!
それが、19世紀の後半にエジソンなどにより、初めて人工的な光源が発明され、それが実用化に!  そしてそれから100年少しが経ち、その間に「蛍光灯、水銀灯、ナトリウム灯、キセノン灯」そして、現在広く使われるようになった「発光ダイオード」LEDなど、いろいろなものが開発され、その使う物で同じ物でもその色はいろいろに・・・!
となった時には、いったい本当の色は・・・?と言いますと、それはそれこそ最初に戻り!で、太陽の下で見た色を「100」として、その光がどれほど太陽に近い色で見えるか?と言う物を決めた「演色性」と言う基準があるのだそうです!
一般に現在使われている「蛍光灯」はおおよそ、その演色性が「80前後」だと言い! それが「90以上」有ると、高品位な照明といわれると・・・!
そんな高品位な照明を使っている代表的な場所は「美術館」などであると!  ほとんどの美術館などでは、この演色性が「97」くらいの物が使われ、ほぼ太陽の光の下と同じ様に見えているのだと言います! そして一番絵が引き立ち綺麗に見えるのだと!
今回の私の見たお肉の様に、いつもと違う色だったと言う事からで、本当の色がその時に合っているのかどうか?と言う事も有りますが、普段私たちが見ている物の色は?その物を照らす光と、物自身の反射、そしてみる人の視覚などの組み合わせにより違って来る!と考えると、なおさらと迷路のような・・・?
しかし人類が生まれ、まだ太陽の光しかない時代からのDNAを考えると、やはり基準は太陽の光のようで、それこそ美術館などで使わている「演色性 97」の下でお料理を照らしたりすると、とっても美味しそうに?見えたり、花を照らすと普段見ているよりもより美しく見えると言います!
そんな自然により色鮮やかに見えるライトがどこに・・・?と思っておりましたら、今では売られていると言います!  ちょっと探して、本や絵、花瓶に挿した花など照らしてみたいですよね!本当かどうか・・・?  いつもの食事に当てて、食欲がどうになるのかも・・・?  
あれもこれも!と照らしてみたくなりますよね!その物によりでしょうが、感動する時もあると言います! と言われれば、やはり「演色性 97」で普通に販売されているライト探してみましょうか?
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