昨日は有りそうな!と誰でもが思う、今上野動物園で人気の「シャオシャオ」と「レイレイ」でしたか?双子のパンダ! その「パンダの日」だそうです!
この「パンダの日」の制定には、やはり「語呂合わせ」から!と言うのが定番の様に思いますが!でも、なんとそれ違うのですよ!それもその理由は結構納得するような物なのでした!
では「日本にパンダが初めて中国から貸し出され、お目見えした日?」くらいかと思いません? あるいは、初めて日本での繁殖で子パンダが生まれた日!とか・・・
でもなく、これは日本だけでの問題ではないのです! と言うのは1869年(明治2年)に中国四川省の民家で、伝道中のフランス人の神父が「白と黒」のクマと言って良いのか?奇妙な毛皮を見せられた日だったそうです!
要はヨーロッパで初めて、この白と黒のクマの様な生き物がいる事が知られた日なのだそうです! それも毛皮ですし、神父がフランスに送った標本は「ジャイアントパンダ」のレプリカだったと言います!
そしてそれから1年後の1870年に、この研究を進めていた「ミレー・エドワード」を言う方が「アイルロポダ・メラノレウカ」と言う学名をつけたそうです!
学名の「アイルロポダ」は古代ギリシャ語で「「猫」と「足」をくっつけた造語で、「メラノレウカ」は同じくギリシャ語で「黒、白の」と言う意味だそうです!
今でこそ「パンダ」と言えば、その通り「白黒の模様のジャイアントパンダ」の事を指しますが、このジャイアントパンダが発見されるよりも前、先に発見されていたのは「レッサーパンダ」で、この時に「レッサーパンダ」を「パンダ」と命名していたと言います!ジャイアントパンダはその後ですから!
ですから中国ではジャイアントパンダの事は「大熊猫」と書きますが、この「猫」の字はもともとジャイアントパンダでなく「レッサーパンダ」の特徴からつけられたと言います!
これからしても「パンダ」と呼ぶ元祖は?もちろん「レッサーパンダ」の事に! まさにいつも間にか「ジャイアントパンダ」を「パンダ」と指すようになり、その既成事実から「パンダ」は今の「パンダ」と言う事になってしまったようですよ!
中国には、この「レッサーパンダ」も「ジャイアントパンダ」も両方が生息していると言います!
一時期レッサーパンダの「風太君」なんて話題になった事がありましたが「レッサーパンダ」は「レッサーパンダ」で、今では人気もそして「パンダ」と言う呼び名も取られてしまった、そんな「レッサーパンダ」にとっては嫌な思い出の記念日かも・・・?
でも本家も元祖も歴史的には「パンダ」の呼び名は「レッサーパンダ」ですから! 今日の「パンダの日」は「レッサーパンダ」からすると、ならば「大熊猫の日」か!あるいははっきりと「ジャイアントパンダの日」!としてくれ思うかも・・・?
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