古来よりに!思惑に?

今日は1日風もなく、穏やかな日でした!  と言っても、気温は昨日や一昨日の方が高かったようですが、風がなくお日様がでているだけで、体感温度は違うのですね!
昨日は公立の高校の合格発表が行われ、見事に「サクラが咲いた」受験生の中には、今日は学校をずる休み!なんて、ディズニーランドに・・・に行かれていた!なんて方も多かったのではないですか?  まーまー、ご褒美で大目に・・・!
そんなサクラが咲いた皆様にも、そして、今はサクラが咲かずに頑張っているみなさまにも、きっと春が・・・!の、明日は春の兆し「桃の節句」です!
「桃の節句」はひな祭りですから、一般にはお雛様を飾ったり、色とりどりの食材を使い作るお料理などのイメージで、女の子が元気に育つようにと願う、「女の子」のお祭りの様に思われておりますが、昔は女の子だけでなく、男の子もいれた子供の行事だったと言います!
この日が「女の子」限定の日になったのは、5月5日の「こどもの日」端午の節句が関係しており、端午の節句は江戸時代に入り、武士の時代になるに従い、この日に男の子の健やかな成長を祈るような行事になってきたために、それに相対して今日の「桃の節句」を女の子の節句に考えるようになってきたことが原因だと言います!
「桃の節句」節句ですから、暦の上での節目!であり、正式には「上巳(じょうし)の節句」と呼ばれるそうです!
この「上巳(じょうし)」ですが、3月の最初の「巳」の日を指しており、邪気や穢れが襲って来る日とされていたと言い!始められた中国ではこの災難を避けるために?川で身を清め、禊などと言った習慣が行われていたと言いますが、これが日本に伝えられ、その後に紙で作った人形で自分の身体をなでて穢れを落とし、川に流して厄を払う「流しびな」を習慣として日本に定着したと言います!
この「流しびな」と、平安時代の貴族の遊び「人形を使ったままごと」の様な物が起原になり、現在のひな祭りとして伝えられていると言います!
そしてひな祭りと言えば「ひなあられや桜餅、甘酒」などですが、実はこの桜餅!本当は「草餅」が正統だと言います!
「草餅」はヨモギを使ったものですが、ヨモギには邪気を祓う!と言う効果があり「上巳の節句=桃の節句」には欠かせないもだと言います!
でも、現在はひな祭りと言えば?草餅でなく「桜もち」ですよね!  今日も和菓子屋さんに行きますと、やはり「おひな祭り」=「さくらもち」の様にポスターも貼ってありましたし、確か「草餅」も並んでありましたが「桜もち」が主役の様に置かれ、控えで「草餅」の様に見えました!
これも伝えられているいわれよりも、業界の思惑が・・・?なのでしょうか!  その思惑にのって、私も買ってきてしまった「桜もち」でした!
明日の「桃の節句」みなさまは「桜もち」を、それとも「草もち」を・・・?どちらを用意いたしますか!
ちなみに、この「桃の節句」の「もも」ですが、古来より桃は神聖な果物されており、邪気を祓う!という力があると言われ、また旧暦の3月3日が桃の季節!と言う事も有り、この名が付いたと言います!
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