例外?

世界的なスポーツの祭典「冬季オリンピック」、始まる前には国際的政治的にいろいろな問題が出て来ておりましたが、始まれば、どの国も自国の選手の応援で盛り上がっているのでしょう?  
もちろん日本でも同じで、テレビの昼のワイドショーや夜のニュースでも、新型コロナ関連とオリンピックは欠かさずですよね!
新型コロナに関しては新聞を見ていれば分かるので、あえてもー流さなくても・・・!と思うのですが、みなさまはどの様に・・・?  それと違いオリンピックに関しては、日々いろいろな事が、もちろん「報われない努力も有る!」発言のフィギュアスケートの「羽生結弦選手」そして昨日の高木姉妹、佐藤綾乃選手三人で滑った「チームパシュート」!  残り100mの所で転倒!も―そこに「金メダル」が見えていて・・・?
共に、その時のリンクの状態によるアクシデントが影響して!と言われておりますが、それでも力いっぱい!と言う事が見ている国民全員がきっとわかっていて、その残念な気持ちを思い、一緒に涙していた!と言うみなさまも多かったのではないですか?
だから「よく頑張った!」とその努力に国民全員が感謝しているのではと思います! 私も録画を見ていて、羽生選手の転倒や昨日の転倒を見ていると、流石に「涙!」まではいきませんが、この二つでなくても、ジャンプ高梨沙羅選手の事など含め、どの競技でも「よくやった!」と言う思いは湧いてきますよね!
そんな中でも出てくる、エーッ!と言うようなその競技の時に違反の様な録画!  やっぱり「中国」だから!になってしまったり、そして今回大きな問題になっている「ロシア・オリンピック委員会=ROC」のフィギュアスケート代表選手の「禁止薬物の陽性反応」の問題!
この選手から取られた検体は、昨年12月の物だとは言いますが、禁止薬物が検出された!「スポーツ仲裁裁判所=CAS」ではこの選手が禁止薬物の陽性!と言う事を認定しており、通常であれば「出場停止」になるのでしょうが、これが「スポーツ仲裁裁判所」の判断の結果、選手が15歳と言う「要保護者」であることから制裁は見送られ「出場は可能に!」
オリンピックに出場するほどの選手、さらに万が一にも使ってはいけないという薬物、それがどのような理由にしても、使用していたという事になれば、そこに歳が低いから!と言う事で目をつぶる!と言う事が許されるのかね?
年齢は関係なく、この世界的なオリンピックと言う物に出場することを夢に・・・、小さなときから努力をしてきている人たちでしょ!その中でも、ほんの一握りの人たちであるのに!  極端な話15歳以下であれば、薬物を使っていても「大目に見ましょう!」と言う事に・・・?
もともとオリンピックの出場には年齢制限は無いと言います!  ならば、禁止になっている事が分かれば、当然「出場は禁止」のルールを守るのが平等だと!  仮に今回の様に、薬物でなくても年齢が理由になり「大目に・・・!」と言う事が許されのであれば、各競技の年齢制限をつけている「国際競技連盟=IF」の現在の出場年齢を引き上げれば良いのでは?と思います・・・
仮にこのまま、今回問題になっている「ROCフィギュアスケートの選手」が金メダルを取った時には、その時は世界中の多くの人は「よく頑張った!その結果だね!」と納得し、拍手を送るのでしょうか?
また、取った本人がこの先、一生、いろいろな事を言われることを背負って、競技を続けていく事の方が、それこそ「要保護者」と言う事から、今の15歳には過酷ではないのでしょうか!
やはりスポーツは例外なく平等でなければ・・・!  その平等の中で、競技によって年齢が!と言うのであれば、サッカーの様に「U-18」とか「Uー20」のような世界を作って行けば良いのではと思います!