昨日は久しぶりにジムに行ってきたのですが、流石に?と言ってよいのか、いつもに比べて来ている人は少ない様に感じました! やはり、これも新型コロナの感染が神奈川県でも拡がってきているのが影響しているからなのでしょう!
私も行きはしましたが、さすがに、広い場所に人が集まり走ったり、筋トレしているフロアーは、意識して避けるように、できるだけ個室での筋トレのみで終わらせるようにはしています! 流石に不死身ではないので、できる用心は最低限しないと、それこそ「ほら見た事か!」と言われてしまいますからね!
そんな帰りに、フロントで声を掛けられ、筋トレをした後には「プロテイン」を飲むのが筋肉には良いのですが、いかがですか?と・・・
確かに、結構な数の人が走っても、筋トレでも結構まめに口にしている飲み物、それぞれ自家製の様なものが多いのですが、あれその「筋肉」に良い!と、飲んでいる「プロテインパウダー」を溶かして作った自家製?のドリンクだそうです!
とは言われても、もともとサプリメント的なものは取らなくても、食事で栄養は摂れると思っているので、そんな誘いも断り、帰ってきたのですが、帰りがけに寄ったドラックストアでも結構な品数で「プロテイン」が並んでました、その前で買われていく方も・・・!
確かに「筋肉を合成するのに必要な物?」と言えば「プロテイン=タンパク質」ですが、厚労省から出されている「日本人の食事摂取基準」によると?1日のたんぱく質の推奨量は、年齢により多少違いがありますが「18歳以上の男性で60g~65g」女性では「50g」となっております!
また運動生理学的にも、通勤や買い物など通常の生活位の活動レベルでは、1日に必要な量は体重1㎏当たり「0.9g」今回のようなジムなどで運動を心掛けている人で「1.6g」を目安にするとよい!と言われております!
確かに、通常3食の食事で摂れないような時には、今回のような「プロテインパウダー」などで補うのは必要かもしれませんが、でなければ!3度の食事で摂るのが基本だと、多くの専門家は言います!
では実際に普段食べている食事ではたんぱく質はどれくらい?と、考えている方も少ないと思いますので、ここでちょっと一例を!
まず、たんぱく質と言えばやはり「お肉」でしょうが、そのお肉100g当りのたんぱく質含有量は「ローストビーフで21.7g」「豚ロースで19.3g」「牛ももで21.2g」「鶏ささみで23.0g」「ロースハムで16.5g」「ウィンナーで13.2g」
卵類では「卵黄16.5g、ゆで卵12.9g、生卵12.3g」 魚介類では「焼きタラコ28.3g、魚肉ソーセージ11.5g」私の得意な「カニカマで12.1g」他にも「納豆16.5g、油揚げ18.6g、豆腐6.6g、牛乳3.3g、ヨーグルト4.3g、カマンベールチーズ19.1g」など等と意外と普段食べている食事で摂れていませんか?
また今はそれぞれに成分表記がされているので、そこで確認していれば、大体普段自分がどれだけ取れているか?また不足しているのか?が分かると思います!
もちろん、職業柄、みせる身体を作らないと!と言う方や、アスリートの方は別でしょうが、普通の普通の人であれば、さほどタンパク質、たんぱく質と言わなくても、バランスの良い食事をしていればそれで良いと! もちろん、筋トレなど激しい運動をした時には、自家製のプロテイン飲料を!と言うのは良いのでしょうが、それほど夢中にならなくても良いという事の様です!
またよく聞きますが、運動後プロテインを取るタイミングは早めの方が!と言われますが、これも違い、運動や筋トレなどした後の24時間から48時間くらいの時が、筋肉の合成が始まっているまさに「ゴールデンタイム」だと言われますので、この時にきちん摂るのが大切なのです!
また寝ている時間の、夕食から朝食までのこの時間は、身体活動のために筋肉が壊されている時間になるのです!ですから、大事なのはこの時に・・・!必要なのです、ですから、もしもプロテインを摂るのであれば、この時に摂っておくと効果が期待できるのだと考えられてもいると言います! だとすると、飲むのは「寝る前!」
如何ですか、今まで運動の後に摂っていた!みなさま、食事を三食きちんとして、その上で、トレーニングは「これ以上はも~できない!きつい!」と言うところまでやって、その日の寝る前に「プロテイン」を飲む!
これで理想の身体が・・・? でないにしても!たんぱく質には精神を安定させる「セロトニン」や、やる気に繋がる「ドーパミン」と言った物質の分泌を促す働きがありますから、決して健康には無駄にならないので必要な量は摂りましょう! またタンパク質は、摂ったほとんどはエネルギーに変わるので、脂質や糖質の様に余分な脂肪にはなりにくいので、太るのでは?と言う心配はないので、ダイエット中の方でも安心して摂っても大丈夫です!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!