たかがマスク、されど・・・!

二月の初め頃までにはピークに達して、三月中旬ころにはピークアウトになるのでは?と言われている新型コロナのオミクロン株ですが、と言ってそれで収束!ではないような、すでにヨーロッパなどではオミクロン株の亜種とか呼ばれる新しい物が現れだし、今流行しているオミクロン株よりもさらに感染が早くなっているとか聞きますが、いったいどこまで・・・?
そしてこう言うのも「芋づる式!」と言うのでしょうか?
とは言え、デルタ株の時の様に味覚が・・・とか嗅覚が・・・?と言う事も少なく、また息苦しいなどの肺炎の症状になる方や、それが「重症呼吸不全」の方や「重症心不全」の方に使われる「ECMO=エクモ」や人工呼吸器なの出番の様な重症化する方はグッと減っ!ていると言うのがまだ救いにはなっているように思います、でも感染する方が増えれば、当然確率は少なくても、中には重症化する方も出てきますよね!
二年前の新型コロナの始まりの時には、術と言っても探りながらだったり、今も続く基本の予防法だけでしたが、今ではワクチンや飲み薬、抗体薬などいくつかの武器が手には入り、そのころに比べればまだ良いのでしょうが、その治療薬などはまだまだ輸入に頼るしかなく、いつでもかかりつけの病院で!と言う事にはならない状態が・・・!
となれば、やはり私たちの日常の武器はと言えば?手洗いや手指消毒、そしてマスクですかね?  もちろん、換気や三密を避けるなど、環境での注意する所もありますが、外に出る時の金棒は?と言えば、やはり「マスク」ですね!
私は今でも車から降りて、何か買い物に!と言う時にも、時々マスクをするのを忘れ、駐車場などで数歩歩いてから他の方を見て思い出し、急いで車に戻り、マスクをして改めて出直し!と言う事がたまにあります!まさに「人の振り見て我が振り直せ!」です、と言って1人で車に乗っている時からしているのも・・・いまだになれなく!  そのままで買い物をして、と言う事はないですが、気をつけないといけないと思っております!
そんなマスクですが、今は随分といろいろなところで見かけるようになりました、そしてその値段もいろいろですが、マスクのデザインなども、またその素材も、とそれぞれ種類が多いですよね!
今回のオミクロン株は鼻や口、のどまでの上気道での感染し増殖すると言われる、その感染を防ぐ最前線と言われる口元を守る「マスク」について改めて・・・!
もともと「マスクの効果」を期待して、インフルエンザなどの流行する今ころの時期、するようになっているのも、もしも自分がインフルエンザなどに罹った時に、感染を拡げないようにする為で、インフルなどウイルスの方がマスクの網目よりも小さい物なので、マスクをしていることでウイルスを吸い込む事を予防する効果は低い!と思われていたのです!
ところが新型コロナの感染は「飛沫感染」が大きな原因と言う事が分かり、スーパーコンピュータの「富岳」などのシミュレーションなどにより、マスクによりその飛沫の吸い込みを防ぐ事が分かるようになり、マスクを日常するのが感染を予防するという事から一時期のマスクの品切れの様な事が起きていたのです!
そのマスクの種類と言えば、今普通に販売されていた「マスク」と言う物は、もともとが医療の現場や医療用に使用していた「サージカルマスク=医療用マスク」が、これからの時期に始まる花粉症などの流行により一般に販売されるようになってきたもので、ほとんどがこの「不織布マスク」に!
そして、これもまたその時期でした?と言うよりも、残念ながら、ちょっと遅れて政府より配られ「アベノマスク」なんて呼ばれた「ガーゼマスク」や「ウレタンマスク」、アパレルメーカーなどが製造販売している「布製マスク」、スポーツメーカー、電機メーカーなどもと様々な企業がいろいろな素材の物を発売するようになっております!
ですが、ここで本題で!まずはどのマスクがこの新型コロナウイルスの感染予防に役立つか?と言う事が何よりの目的で、オシャレだから!やキャラクターが!や、肌触りが良いから、お化粧が付かないから!などは二の次で、どれだけ飛沫を吐き出さないか?そして吸い込まないか?と言う事が一番大事なことですから・・・
と言えば、そういえば!と思いだしますよね、あの「富岳」のシミュレーションを・・・!  他にもいろいろな大学や研究機関が公表したマスクの種類によるその効果!
まずは一番効果が高いのは?そうです「不織布マスク」の物で、それぞれでは多少違いはありますが、マスクをしていない状態での飛沫を100%とすると、この不織布マスクは「吐き出す飛沫は8割を防ぎ」吸い込みの飛沫は7割減らす」効果が!
では次に「布マスク」は?と言いますと「吐き出しは7割カットの吸い込みは4割ほどカット」、ウレタンの物は?「吐き出し5割カットの吸い込み3割カット」さらにフェイスシールドは?と言えば掃き出しは2割ほどはカットしますが、吸い込みは小さな飛沫やエアロゾルなどは防げない!と、ついでにちょっと口のあたりにカバーに使う「マウスシールド」は?と言えば、良くして吐き出すのは1割ほどはカットできるが、吸い込みに関してはフェイスシールドと同じで効果はほとんどない!と出ております!
やはり新型コロナの予防としてのマスクの効果は「不織布マスク」が一番と言う事ですが、ただ使い捨て!ということも有り、他の「布やウレタン」の様な洗って使えるのような経済的なことを考えると?ちょっとなのは分かりますが、人と会ってとか、会話する頻度が高い!と思われる様な場面の時にはやはり「不織布マスク」が良いと思います!
また今年に入り4日でしたかにアメリカで発表された、現在流行っているオミクロン株ですが!この予防には「不織布マスク」を二重にしてするのがさらにその感染を防ぐ効果が高い!と言う事が出ておりました!  そんな事から私はショッピングセンターなど人の多い所に行く時や、話すことが多くなるような人の時には「二重の不織布マスク」をしております!
とは言っても、明らかに!と言うような予防もはっきりしない状況、出来る事や、これは!と思ったことを行い、せめてかからないようにしないといけないと思っております!みなさまも、もう一度マスクの効果を考え、その場に合わせて適した素材の物をするようにいたしましょう!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!