あらら?

ありました!ありました?  昨日書きましたが、昨日お正月7日「七草がゆ」を頂いて、この1年間の無病息災を祈ることと、お正月に食べ過ぎた胃腸などをお休みさせると言いましたが、すっかり忘れて昨日も、いつもと同じ様にお腹いっぱい食べ、そして飲んでしまいましたか?
と言う事で、昨日から1日経ってしまいましたが、スーパーにはもー「七草」はなくなっているのかな?と、近くに有る大型のお店を覗いてみました? そうしましたら、ありましたよ!今日も青物売り場の場所に並んでおりました、残り物!と言っては「縁起物」ですから良くないでしょうが、昨日忘れた方のためにと、今年の「福」をみなさまに!と、お店では下げてしまわずに置いてくれたのでしょう!
忘れていたみなさま、遠慮せず今年の福を拾いに「七草」を頂いた方がよろしいのではないですか?  まだ間に合う!
また昨日7日までが関東地方では「松の内」を言い、お正月!と言われております、関西は?と言いますと、松の内は15日まで!と、関東と関西では違うのですが、関東でも、もともとはの松の内は関西と同じ15日だったのです!  それが何故?と言いますと、これはだいぶ以前にも書いたように思いますが、これは3代将軍「徳川家光公」が関係しており、家光公がお亡くなりになったのが1651年4月20日だったと言います!
お亡くなりになったのは4月ですから、1月のお正月とは関係がない様に思うのですが、ところがですよ!  なんと月ではなく「日」の方で20日が関係しており、現在も残る松の内が1月15日と言いますと、その時の鏡開きは1月の20日になり、家光公の「月命日」と同じ日になる!と言う事から、関東には江戸幕府のお膝元!と言う事から「月命日」を避けるために鏡開きは1月11日に!となるとそれに伴い、松の内も15日から7日に変更!となったのです、お膝元ゆえに関東では徹底されたと言いますが、今では新幹線で3時間ほどの関西ですが、このころはまだとおーい関西!命令が徹底されず、言ってみれば新しい「松の内」と古くからの物が今でも残っている風習と言う事らしいです!
ともかく、関東では昨日7日が「松の内」と言う事で「家の入口に飾られている門松や、お正月飾り」これらは今日は外しておかないといけない物のなのです!  今日の夕方に、お家の入り口の門に門松が付いているのを見かけましたが、お忘れなのか?それとも関西から引っ越して見えた方なのかなー?と・・・
そして良く間違えるのが、お正月飾りの中に「鏡餅」が入っていることです! 
ちなみにお正月飾りは「門松やしめ縄、そしてお正月に縁起の良いお花を活けた物」などの事で「鏡餅」は別物なのですよ!
お正月飾りはその年の福を持ってきてくれる歳神様を迎える為の目印なのです!  そして「鏡餅」は?おいでになった歳神様の仮の住まいなのです、この鏡餅は関東では11日に「鏡開き」と言って、おいでになっていた歳神様にあやかり、このお餅をお雑煮やお汁粉などに入れ、今年1年の無病息災をお願いして、食べるのです!
当然関西では松の内が15日までですから、鏡開きは20日になるのです!  そして外されたお正月飾りは?と言いますと、お近くの神社やお寺などで行われる「どんど焼き」をして、その煙により、年神様が空にお帰りになる道案内に使われると言います!
今までの話し、なーるほどと・・・?でも、これを時系列に書いてみると、関西地区の15日まで松の内!そしてその年大事な「歳神様」がお帰りになるのが15日、そして空になった住まいの鏡餅を頂くのは20日ですから、関西はなーるほど!になりますが、関東では?松の内は7日ですから、この時に鏡餅を下げては神様まだそこに居るのでは?  さらには「鏡開き」が11日と言えば、歳神様がお帰りなるのが15日ですから、住んでいた家を11日解体されたら?残り15日まで野宿・・・?それとも鏡餅の入っていた紙の箱に中にでも居ますか・・・?
あらら?  お亡くなりになられた「家光公」沢山の関東の歳神様から毎年叱られているのではないのでしょうか!
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