温故知新!

日中は日も出ておりましたが、でも朝から寒いというか?冷たい1日でした、毎日競うように寒くなって来ているような感じですよ! 今日は12月下旬のとか中旬の気温と言いますが、気が付けば、今日はその12月の中旬にもなる?と言う10日ですから、寒いのは当たり前なのかもしれません!  みなさまも風邪やインフル、そしてコロナにかからないように用心してくださいよ!
そんな、この季節の用心がいきわたっているからなのか? ここ最近寒くなり、手の荒れがひどくなり、それこそ、それ昔の病気では?と思われるかもしれませんが「ヒビやあかぎれ」などと言う、手の症状が増えているのです!
以前には、聞く機会も少なくなっていたころも有るのですが、最近は先ほど言った様な「コロナ」の事があり、その予防の基本!「手洗い消毒」が普及した事も有り、アルコール消毒や手荒の回数が増え皮膚の皮脂が無くなりやすくなり、そのために、年代を問わず手荒れの方が増えたのでは?と言われております!
ただでさえ、この季節には空気の乾燥により、皮膚の水分は少しづつ蒸発してしまい、手と言わず身体全体もカサカサしてきます!  その乾燥がさらに進むと「かゆみ」が出てくるようになり「ひび割れ」が起きてくるのです!
さらに、その乾燥が進むと?ひび割れが深くなり、表皮の下の真皮と言う場所が破れた状態になり、これが痛みに! これが「あかぎれ」なのです!
「あかぎれ」は「ヒビ」が進んだ状態で、出血を伴ったり、ヒビのある部分が炎症を起こし赤くなったりしたことなのです!  ここまで進むと、痛みを感じたり、水仕事の時などに、そのお水がしみたり!ということも出て来て、それこそ家事でも、お仕事の時でも、お水を使う時にはゴム手袋などをしないと出来ない!なんてことにもなってしまうのです!
すべてその始まりは「手の乾燥」から! 手の乾燥は、お水や洗剤など外からの刺激により起きることが多く、手全体の事も有り、また一部の指だけ!と言う事も、乾燥から手の荒れ、そしてかゆみなどが現れ、我慢できずや知らぬ間に「ぼりぼり」と掻いてしまって、搔き壊してしまう!  そしてそこから悪化に・・・!
では、そうならないようにするには?と言いますと、まずは手の皮膚を守っている「皮脂」を守るために、洗剤や水を使う時には「ヒビ、あかぎれ」が出来た時には水がしみるために使う「ゴム手袋」、これを荒れる前に使うのが良いのです!
また、特に熱いお湯で手を洗ったり、シャワーを浴びたり、湯船に使ったりすると、皮脂がよりなくなり易くなり乾燥しやすくなります!  その為に、炊事やお風呂から上がった後には、保湿クリームや軟膏を使うのが乾燥を防ぐ予防になるのです!
その塗る時にも、水やお湯などを使って、しばらくして!ではなく、水分をよーく拭いてから、なるべく早く塗るのが効果的だと言います!
皮膚がまだ濡れたままであると、皮膚の水分も一緒に蒸発してしまいますから!くれぐれも、早く優しく水分はふき取りましょう!
それと、意外と忘れているのが?肌の乾燥は空気の乾燥が原因!と言う事です、この時期ますます寒い日が増え、当然お部屋などでは暖房を使うようになりますが、エアコンにしてもストーブにしても、より乾燥を誘うようになります!  それを防ぐためにも、お部屋の湿度にも気をつけ湿度計や温度計を用意して、加湿器などの利用もお忘れなく・・・!
注意していても「ヒビやあかぎれ」になってしまった時には、ひどくなる前に!皮膚科の受診をお勧めします!
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