さーどうする?

今日は雲の多いお天気で、油断していると急にパラパラと雨の降るような日でした!  気温も昨日に比べると5度以上も低くなり、24度ほどで、動いている時には感じませんが、家でじっとしていると、何となく肌寒い感じになっておりました!
今日も午前中は現場に出ておりましたが、そんな寒暖差のせいなのか?  咳や鼻水、熱など普段であれば風邪でしょう?と思うような症状でも、今の時期、やはり心配なのが新型コロナウィルス!  小さなお子様だと、ご両親が心配して早めに受診を!と言うみなさまが多かったように思います?  確かに万が一はありますから、そのための早めの受診は安心して明日、日曜日を過ごすには大事な事かもしれません!
そんな小さなお子様が受診をされて、処方箋も持ってお薬を受け取りに・・・!と言うのはお仕事ですから、もちろん喜んで!なのですが、そのお子様の名前ですが、最近は読み仮名が書いていないと読めないような?と言うよりも、読めるのですが!その読みが私たちが習った漢字の読みとは全く違う読み!が、多いのです!
まさにこれが今流行りの「キラキラネーム」と言うやつか!と思う時もたびたび・・・
だいぶ以前には「悪魔」とかの名前での出生届!と言う事がニュースになっていたことが有りましたが、あれもこの「キラキラネーム」のはしりになるのでしょうか・・・?
確かこのお名前は、裁判で「常識からかけ離れている」とかで認められなかった?と覚えているのですが!  テレビなどでは「悪魔くん」「死神くん」とかの番組もあったように記憶しておりますが、しかしこの名前が「キラキラネーム」なのかは分かりませんが、もともとこの「キラキラネーム」とは「一般常識から著しく外れているとされる、珍しい名前」だと説明されております!
生まれた赤ちゃんのご両親などの好みの音や、リズム感を持つ読みを決め、そこに正式な読みとは関係なく、その赤ちゃんに対する願望を込めた漢字を当てた名前!の事だと言います!  ですから、その名前の漢字と、読みとは全く繋がりがないのですから、これはクイズでもとんちでもない! フリガナが付いていなければ読めないはずですよ!
強いて読めれば、それは「勘」ですかね?
この複雑さと言うか「勘」に頼るような名前の漢字と読みは、民法の命名行為についての規定がなく、命名の時の漢字は常用漢字表(2136字)と人名用漢字表(863字)の合計2999字!  何ともこの合計が中途半端と言うか、後一文字入れ入れば!と言いたくなるような数字ですが、この2999字の自由な組み合わを使い、付けるように!とあるのだそうです!
そして戸籍の名の欄には漢字の読み方は記載されていない! このために名前の漢字の読みに関しては、どの様な読みになっても妨げられないのだと言います!  故の「キラキラネーム」となるのですね!
例えば「海」と書かれていれば「うみ」や「カイ」ですか?それが「マリン」!では「七音」は「ナナネ」「シチオン」?いやいや、これは「ドレミ」うーん?確かにナナネやシチオンよりも「ドレミちゃん」! この方が可愛いかもしれませんが!  読めません!
でもですね!子供に珍しい名前を付けるような事は、最近の事でもなく、なんと鎌倉時代か?それ以前からあったようですよ!
しかし、行政手続きのデジタル化を進めるに当たり、この氏名の「読み仮名」を戸籍に記載するために、戸籍法令の改正に向けた検討が今「法務省」で進んでいるそうです!
まだはっきりと決まっているわけではないそうですが、ある一定の基準を作り、それにのっとり「読み仮名」をつけることになる様に規定されるのでしょうが、その基準の一つは「音読みや訓読み、慣用による読み方に限って」のような方法と「権利の乱用や公序良俗に反しないもの」のような事が挙げれれていると言います!
昔から「名は体を表す」と言われておりました!  確かに子供に対しての思い!出来れば、そのまま名前に表される様な漢字にしてほしいとは思いますが!
でもここでもう一つ「キラキラネーム」についてですが!  ある先生によりますと「キラキラネームと学力の低さは、ある程度相関関係がある?」と言う説もあり、また最近では「社会性評価においてキラキラネームは付加価値にはならず、外見に関わらず非好意的な印象を生む!」と言う指摘もあるとも言いますよ!
でも先の「海」で「マリンくん」「七音」で「ドレミちゃん」なんてかわいいとは思いますが・・・!  さーどうしますか?まさに今そうなのです…!と言う方や、近いうちに?と言うみなさま、そんな「キラキラネーム」つけたいとお思いでしたら? 法制化される前までですよ!
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