ズレ!

今日もギリギリ暑くなく寒くない、まずまずのお天気でした!  暑くなく寒くないような、気持のよいこれからのお天気の日には、のんびりと横になり、夏とは違う、青いきれいな空を見ているのも身体や気持ちの休息になりますよね!
ずーっと動ていれば、やはりたまにはお休みを!と思うのは私たちだけでなく、私たちのために働いている身体もたまには休みたい!と思うのでしょうか?  臓器ですから、休みたい!とか思う事なく、ただひたすら機械のごとく動き続けているのですが、でもですね、それなりに脳もそして胃なども休むようにダラッ!としている時もあると言いますが、そのダラッ!と言うか、休んでは困る臓器がありますよね?
それは「心臓」ですが!  ここに休まれては、それこそ我々動物は倒れ、その休む時間によっては死んでしまいます!  ともかくひたすら、ドクドクと動き続け、身体中に血液をおくり続けてくれないと困るのです!
人間であればいったいどれほど、あの「ドクドク」と心臓の収縮を繰り返し続けていると思いますか?
大人の方であれば、その心拍数は安静にしている時で60回~70回くらいと言います、平均して1秒で1回ほどは動いているのだと、そしてそれが1日では?と言いますと、もちろん計算機で計算すれば出てきますが、およそ8万回~10万回が平均だと言います、さらに、では生涯では?と言いますと、もちろんそのお歳により違いますが、およそ20億回にもなると・・・!  それも規則正しく!ですよ・・・
まっ!これは私たちとしては動いてくれていないと困るのですが、でも実はこの「規則正しく!」ですが、本当はどなたの心臓も少しずれて動いていて、その幅は0.9秒から1.1秒くらい外れるのだそうです!
これは具合が悪い!などとは違い、身体がそのようにしようと自らが作りだしている現象なのだそうで! 一般には呼吸と連動しており「息を吸った時には僅かに早まり」「吐いた時に少し遅く!」するような事をしているだそうです!
心臓は「心筋」と言う筋肉で出来ており、拍動の時に筋肉が収縮してエネルギーを消費しているのですが、もちろん手や足の筋肉と違い、疲れたからと休むことが出来ない!  そこでこの拍動と拍動のほんの少しの時間で休み、心筋の疲れを回復させているのだといいます!
これは人だけでなく「肺」で呼吸している生き物すべてで、呼吸に合わせて瞬間、心筋は休んでいると言い!  この現象を「呼吸性不整脈」と呼び、病気とは違う、身体の正常反応として区別されているのです!
この度合いは若い「10代から20代」がピークで、年齢が進むに従い減って来るとも言われております!
この微妙な心筋が休むズレが少ないほど「不健康」で、心臓病や糖尿病の方になるとほとんど、このズレは激減し、喫煙や飲酒でも少なくなると言います!  また「ストレスや緊張時」などにも少なくなると言いますから、身体に余裕がなくなってくると、心臓はより一生懸命に働こうとするのかも?
と言う事は、やはり最初に書きましたように、これからの季節、お天気の気持ちの良い日には、心臓に負担をかけない程度に散歩をしたり、それこそ寝転んだり!するのは、健康で長生きするためには必要な事になるのではないでしょうか?
心臓のお休みを作るためにも、多少ぐーたらするのは大事な事のようですよ!
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