やはり手洗い、マスク!

何もこんな時に・・・!と思われるているお母さま方も多いのでは?と、それは?と言いますと、普通であれば11月から1月の寒い時期に流行る「RSウイルス」と言う病気が、なんと今流行り、猛威を振るっているのです!
先に書きましたように例年であれば、冬季に流行が!なのですが、最近では夏の暑い時時から増えて来ており、特に今年はその数が過去最高では?と言うほどの多さになっているのです!
症状と言えば?夏風邪の様な、熱や鼻水などと、比較的軽い物が多いのですが、ひどくなると、咳が喘息の様な「ヒューヒューやゼイゼイ」するような、聞いていても苦しくなるような、呼吸困難が出るなどの症状にもなり、肺炎などにもなる事も有るのです!
一般には潜伏期は2日から7日ほどと言われ、症状が出ても1週間ほどでよくなるのですが、全体の3割ほどは咳が悪化して、先ほどの様な「ゼイゼイやヒューヒュー」などの、喘鳴を伴う呼吸困難の様な症状にもなると言われております!
今の時期は同じような呼吸器の症状の出る「新型コロナウイルス」が今までにないほどに流行し、さらにその年齢も今までの既存の株と違い、今の流行は?「デルタ株」で感染者が子供にもと?若年化してきているという事で、特に厄介な!
さらには非常に感染力が強い!と言う事、なんでこんな時に・・・!と最初に書きましたが、そこの所はこの時期だからよかったような「不幸中の幸い」の様な? 何故かと言えば、この時期は幼稚園や保育園が夏休みに入っているために、感染力が強くても各施設内での感染がないという事に!
で、そうなのです、この病気ですが、多くは小さなお子様が主で、何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までのほぼ半分以上の方が罹り、2歳までには、100%近い乳幼児が感染する物なのです!とはいえ、残念ながら、新型コロナウイルスの様に有効なワクチンはこれにはなく、症状が出た時の対症療法だけなのです!
今日の様な気温の高い、蒸し暑い日に、熱や咳、鼻水などの症状になっては、それこそ、新型コロナウイルスか?それとも熱中症?と、あれやこれやと、今の時期には心配な事ばかり!  あれもこれも!と、予防をしなければ?と思うでしょうが、大丈夫!  RSウイルスの感染経路は?
感染した方の咳やクシャミ、また会話などからの飛び散るしぶき、これを吸い込むことで感染をしてしまう「飛沫感染」そして、感染者の方が触ったドアノブなどからの「接触感染」の二つなのです、と言う事は?そうです、現在私たちが実践している「手洗いや消毒」そして「マスク」これで良いのです!
先ほどRSウイルスは2歳児までにほぼ100%かかると言いましたが、子供だけでなく、大人の方もかかるのですよ! まーかかっても鼻水や咳の様な軽い風邪のような症状であることから、意外とご自分でRSと気が付いていない方も多く、そこから知らずに近くの0歳児や1歳児などの、小さなお子様にうつして拡げてしまう?と言う事も、新型コロナウイルスも、そしてこのRSウイルスも、見えない敵!
くれぐれも、ご用心を!
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