いよいよ関東地方も梅雨明けに・・・?の様な、天気図になって来ておりますよ! 今朝、気象庁から提供されている天気図、丁度オリンピックの開催日の前日22日までを見ていても、すでの梅雨前線はほとんどみかけることが無くなっているように見えました!
今日も東京などでは、お昼頃にかけて地域によってなのでしょうが、一時的に強い雨が降ったところもあったと言いますが、横浜では朝の内に黒い雲が近づいてきたりして、お家にいらした方は、洗濯物をそのたびに出したり仕舞ったりしていたのではないですか?
そんな黒い雲もお昼頃にはなくなり、お日様カンカンのお天気になり、暑くなればなったで「アチイ、アチイ」を繰り返し言っておりました! これからは、マスクは当然ですが、そのほかにの汗拭きのタオルや、人によっては日傘、日焼け止め、そして熱中症予防の経口補水液これ必需品になりますよ!
ところが、お日様カンカンですから、汗拭きや熱中症予防はすでに、今では当たり前になっているのでしょうが、意外と見逃していたのが?地面の熱さなのです!
地面の熱さ!と言われても、ちょっとピンとは来ないかもしれませんが、意外とみなさま実感してはいると思います!
梅雨が明け、本格的な夏になりますと、朝10時頃になり、いつもの様にベランダなどに出た時に、外に置いてあるサンダルなどに足を・・・! そのとたん!そのサンダルの熱さに思わずサンダルを放ったことありませんか?
ベランダのサンダルだけでなく、プールや海などに出かけた時も、裸足で焼けたプールサイドや海の砂の熱さに、思わず駆け出して足をバタバタしたり、その暑さにいきなり水の中に飛び込んだり!と経験あるでしょう!
遊んでいる時はそれでよいのですが、ここ最近、2019年頃から問題になっているのが、学校での体育の授業や、クラブ活動の時の校庭での生徒の裸足の問題!
これからの季節は我慢が出来る熱さではないので、反対に少なくなるとは言いますが、それでもつい夢中になったりすると起こすことも少なくないという「低温やけど」なのです!
低温やけどと言いますと、短時間の皮膚の接触では問題ないと言われる温度「45度~50度」ですが、これを連続して皮膚と接触していると起きる火傷の事です!
一般に「46度で30分~1時間」「50度では数分間」と言います! この暑さを我慢して、あるいは気づかずに触れ続けると、皮膚の奥深くまで損傷することにもなると言います!
数年前に建設大手の会社の研究では、気温が32.6度の時、土の校庭の地表面の温度を調査したことが有り! なんと地表面の温度は「52度」にも達していたと言います!
もちろん、文部科学省の「学習指導要領」には「裸足での活動をするように!」と言う項目はないそうですが、子供たちの中に裸足の方が気持ちが良い!とか、走るのに早く走れる!なども意見もあり、学校の現場での判断により選択されていると言います!
授業では、指導の先生は裸足でなく、ほぼ靴を履いて!いるために、意外と地面の熱さには気が付きにくいために、子供たちが「足の裏が痛く、歩くのが辛い!」と言っても、まさか?足の裏が低温やけどで、水ぶくれなどが出来ているとは思ってもいない事が多いと言います!
もちろん運動も走るだけであれば、良いのでしょうが、それが綱引きなどのような地面との摩擦が起きやすい様な活動だと、さらに影響されると言います、公立の小中学校では来週の21日ころからの夏休み、それまではこの時期、特に外での活動が増えるのかもしれません?
くれぐれも、特にこれからの期間は裸足よりも靴を履いての方が良いでしょうし、また夏休み中も海やプールに・・・!と言う事も有るでしょうが、そんな時もつい夢中で暑さも忘れかもしれません? でもその帰りは足の裏が痛く肩を借りないと歩けない!なんてことにも?
くれぐれも、水の怖さや脱水だけでなく、プールサイドや海の砂など、地面の熱さにも気をつけてください!
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