かさ!本来は?

昨日は最近多くなっている様に思う、菅首相に対しての愚痴りの様の事から始まり、これから出番が多くなる傘に付いて話しましたが、なんとまさにピンポン!では・・・?
と言うのも、昨日6月11日は1989年(平成元年)に「日本洋傘振興協議会」が制定した「傘の日!」だったそうです!
昨年は梅雨入りが昨日だったと言いましたが、昨日は暦の上でも「梅雨入り」を表す雑節の一つ「入梅=にゅうばい」になる事が多い事から、この季節の必需品である傘の販売促進と、傘の使い方などのモラルの向上が目的に決められたと言います!
の様に、傘の専門家が集まっているであろう?「日本洋傘振興協議会」ですら、傘は雨をしのぐために使われるもの!と考え、昨日の「傘の日」を制定しているわけですが、ここが大きな間違いなのですよー!  実は傘の起原は?と言いますと、もともとは雨を防ぐために考えれたものではなかったのです!
では、いったい何のために考えられできたものだと?  それは傘が作られた古代エジプトやオリエントの時代まで遡ると言います!
当時、傘と言うのは、雨をしのぐように!としてではなく、宗教の儀式のために使われる「権力の象徴としての道具」だったそうです!  考えても、始まりの素の古代エジプトやオリエントと言えば、雨はもともと少ない所! なのに傘の始まりが・・・?となりますよね、英語で雨傘の事は?と言えば、私でも覚えている「UMBRELLA=アンブレラ」でしたよね?
この語源はラテン語の「UMBRA」だそうです!  この「UMBRA」ですが、その意味は?と言いますと、もちろん「雨」だと思いますよね?ではなく「影」!あの日が差すことで出来る「かげ」だったのです!
という事から、実のその源と言うのは!雨ではなく「日よけ」の道具としてだったのです!  確かに日本でも平安時代などの?お公家さんなどが出て来るような、映画やテレビ番組などでは、従者に傘を持たせて歩いているような場面見た事がありますよね!  あれあれ、あの様に古代エジプトやオリエントの時代にも、強い日差しから自分を守るために従者に持たせるように考えられた、日よけのための物で、それを従えているという権力を象徴するものになっていたと!
もちろん、その当時の物は開閉などは出来ず、と言うよりも自分で持たず権力の象徴ですから、すぼまる必要がなかった!そしてその権力をより象徴するように、いろいろな装飾がされており、持ち運びしやすいどこではなく、さらに重さが増していたと言います!  まさに持つものにとっては筋トレのような毎日では?
そんな最初は意味のないほどに重く絢爛豪華な傘も、古代ローマ時代になると、装飾のされていない小型の物が出来て来たそうで、女性の日よけとして使われるようになってきたと言います!このころも、まだ開閉できない物だったと、それが出来るようになったのは?13世紀のイタリアだったそうです!
その傘が現代使われ、雨用にもなったのは17世紀に入ってからで、しかし使う人としては女性のみ!で、男性は持つことはほとんどなかったと言います!  それこそ男性がその時代に使うと、今ではセクハラ!とでも言われかねないような、からかわれたり、ヤジられたりと言いますよ!
丁度現代でも数年前には男性が日傘を差していると、一瞬周りに驚かれたり、どこぞで指を差されたり?という事も有ったり、差す方も何となくきまりが悪い感じがしていたものですが、今では積極的に差す方も増えて、またデパートの傘売り場などにも、男性用日傘が結構な種類飾られておりますよ!
これからの時期は傘の起原からすると、違う使い方の「雨具」としてですが、その後の真夏に使う「日傘」! 傘としての本来の使い方なのですから、積極的に胸を張って男性も女性もお使いになるのが良いのではないですか!
ただの日よけとしてだけでなく、また権力の象徴として!もでしたから、せっかく差すのであれば、それに見合うようなお仕事や勉強を頑張るのも必要の様かも・・・?
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