時代で変わる?

今日も人がよれば、まず新型コロナウイルスのワクチンや感染者数の話、東京では969人、昨日に続いての900人台、そして本来ならば昨日で開けていた「緊急事態宣言」が再びの延長に! 延長を表明した政府と東京都の考えの違い、何故に・・・?という方も多い、休業要請と、開けても良いが制限付きで、というその線引きの根拠!
ワクチン接種の予約の取り方の右往左往!
「ワクチン接種」で今流行りの変異株にも2回受ければ9割以上の効果あり!という研究結果も出ていると言います、ではそのワクチン接種を粛々と進めるようにするのが、まず一番の必要な事ではないのでしょうか! そう「東京オリンピックパラリンピック」の事よりも先に・・・! 
そんなワクチン問題でお疲れ?とは関係がないのかもしれませんが、関係ないと言えども、国の大臣ですから、きっと少しはどこかで疲れているのかもしれませんが? 小泉環境大臣が10日「盲腸」の手術を受け、しばらくは入院することになったと!
「盲腸」の手術と言いましたが、正しくは「虫垂炎」の手術ですが、もともと盲腸と言うのは?小腸と大腸のつなぎ目のような所にある腸の事で、その盲腸に繋がってぶら下がっているのが「虫垂」と言われるものなのです!
そこが、炎症を起こしたのが今回の「急性虫垂炎」と呼ばれる病気なのです!
私はまだこの虫垂ありますが、子供頃には学校などで「お腹が痛い!」と言うと「盲腸」だったという事を、結構聞いたのですが、そういえば最近はあまりこの病気の事を聞かなくなりました!
調べてみると、確かに30年以上前まではお腹いたい! 「盲腸」だ!となると、ほぼ手術で虫垂を取るのが当たり前だったと言います!  でも、そのころに「虫垂」無駄についているでなく、免疫に関係している!とか言われ、やたら取ってはいけない!なんてことも噂されていたことも!  
だからではないでしょうが、最近では手術の件数は明らかに減っていると言います、国内でのデーターではないのですが、英国では1990年から1997年の間で男子では15%、女子では20%も手術が減ったと言います、またアメリカのデーターでも2000年からの6年間で10%減っているとあります!
これは、超音波などの検査機器の精度が良くなり、おなかを切らなくても病気の進行度が分かるようになり、大体全体の3分の1くらいの物が「カタル性」と呼ばれるもので、手術をしなくても抗菌薬などを飲むことで治るものであることが分かったと、さらには、そのために入院すらする必要がなく、治療が出来るようになっているからだと言います!
それでも国内でも発生は有り、1万人当たり13人ほどが手術を受けていると言います、特に男性に多く、その中でも圧倒的に多いのが10歳から14歳くらいの方だと言います!
手術と言っても、昔はお腹に3センチほどの傷が残りましたが、今では「腹腔鏡」を使った方法で2ヵ所5ミリほどの穴をあけて、すむために傷もほとんど目立たないと言います!  ですから、おなかが痛いと言って、我慢しないで早めに受診するのが良いのですよ!  その痛みを我慢していると!それこそ、進行して虫垂に穴が開いたりして、膿が漏れて「腹膜炎」などを起こすことにもなりますから、ご注意を!
この「虫垂炎」ですが「痛みはおへそから右下腹部に移動し、発熱や食欲不振」があり「腰骨からおへそに向かって三分の一の所を押すと特に痛みがある」と言うのが特徴だと言います!
今回の「虫垂炎」ですが、虫垂そのものは行き止まりで、腸の動きにより虫垂に菌が入り込み、そのまま出口がないために炎症を起こして起きる!と言います、がストレスなどの為に抵抗力が弱くなり、かかりやすくなるとも言われております!しかしその原因ははっきりしていないとも言います!
なったからと、心配するような病気ではないようですが、それでも我慢は良くない!  お腹だけでなく、どこかおかしな?と思うような体の不調があれば、自己判断せずに、まずは医療機関の受診をしましょう!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!