八十八夜!

今日は? 今日は日曜日、それも5月「皐月=さつき」です、と言ってもこの「さつき」ですが書かれた漢字は?そのまま「五月」だったと! 「日本書紀」は「五月」と書いて「さつき」と読ませているそうです!  競馬や花の名前で書かれる「皐月」ですが、5月を「あやめづき」とも呼ばれるように、五月を「皐月」と書くようになったのは、後の事だと言います!
昨日の様に夏日近くまで上がった気温、いよいよ夏も近づいて・・・?の「夏も近づく・・・」と歌「茶摘み」でも歌われているように今日は「八十八夜」でした! 「八十八夜」立春から数え八十八日目なのです!
このころになると自販機などでも売られている、お茶のペットボトルの中にも「新茶」と表示されたものを見かけるようになる季節!  デパートやショッピングセンターなどに出店している、お茶屋さんなどの近くを通ると良い香りが! と言って、それが新茶の香りなのか、いつもしている、いつものお茶の香りなのか?は分かりませんが、間違いなくこの時期になると、専門のお茶屋さんには「八十八夜の新茶」と店頭には書かれております!
そして昔から、この日に摘まれたお茶を飲むと、縁起が良いと言います!
何故にこの「八十八夜」のお茶が縁起が良いのか?と言いますと、幸運とされている、末広がりの「八」!この字が二つも重なっているために、より縁起が良いと、さらに「八十八」の二つの「八」の字と「十」の字を組み合わせると「米」という字にも繋がり、農業に携わる人が多かった昔の時代には、特に大切にされてきたためでもあろうと言います!
またこの「八十八夜」のお茶ですが「新茶を飲むと病気にならない!」や「八十八夜に摘まれたお茶を飲むと、長生きできる!」とも言います!  それほど「ありがたい」お茶なのですよ!
お茶の葉は、冬の寒い時期にゆっくりと、養分を貯め込んで、春になると?少しづつ芽を出してくる!  そしてこの芽吹いた新芽を収穫して、作られた一番茶の新茶は、その後に摘まれるお茶に比べて、栄養価もうま味の成分の量も違い、沢山含まれているのです!
昔の人は、それを経験的に知っており「病気にならない!」や「長生きが出来る!などの言葉がつけられてきたのです!
そんな縁起の良い、長生きも出来、病気にならない!という「八十八夜」のお茶ですが、いつものように、あっちぃ温度のお湯でなく、沸騰したお湯をいったん湯飲みに注ぎ、そしてその湯飲みのお湯を急須に戻し、それから再び湯飲みに!と、ちょっと面倒な入れ方を・・・
のような、少しぬるめのお湯で淹れるのが、お茶の中でも、新茶のような美味しいお茶を淹れる時の、旨味を引き出すコツだと言います!
確かに、新茶でなくても、お茶のまろやかさを味わうのには、水出しなどの方法が苦味の素の「タンニン」が出てくる事が少なく、おいしいお茶を頂けると言います!
これからの時期、気温も高く夏日などの暑い日も現れてきます、そんな急の暑さ! 身体がまだ上手に汗をかけない時!そんな頃に気をつけないといけないのが「熱中症」なのです!
そんな「熱中症」この予防に効果を表し、この時期にぴったりの飲み物が水出しの「お茶」なのです!
丁度今の時期の「八十八夜の新茶」味わいながら、少しづつ身体を暑さに慣らして行くのは如何でしょうか?
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