啓蟄の様に?

今日は昨日にもまして寒く、おまけに1日中パラパラと雨も降る日でした!  気温も、お昼過ぎの2時頃でも8度ほどと、春もそこに・・・!と咲きだした花たちも「サブ!」と言っているのでは・・・?
こんな寒い日には、どっこも出かけたくなりますが、寄りによって今日は月曜日、週の始まりの日です!   つい先日に弥生三月と言ったと思いましたが、すでに8日、全く月日の経つのは速いものとつくづく思います!
月日の経つのが速い!ということで、知らぬ間にこんな歳に?と感じるのは私だけですか?  とは言っても、どこ?ということもなく、身体の不調も特になく元気にしておりますが、今日久しぶりの友達から連絡はあり、なんと転んで大腿骨骨折をして、それでも1ヵ月ほどで入院して今日自宅に戻った!と連絡が・・・
まだ、完全ではないので、多少歩くのには不安が・・・!と言っておりましたが、それよりも1ヵ月入院して寝っぱなし!だったために、いざそろそろ動けるように?と思ったら、なんと足がうまく動かないようになっていたと言います!  その原因は寝ている間に、すっかり筋力が無くなり、一人で歩くのが怖いほどに力が入らないと言っておりました!
これが最近、新型コロナの影響で、外出を自粛により、活動量が減ることで、特に高齢者の方の体力が衰えていて、全身の筋肉が弱る「サルコペニア」になるリスクが上がって来ている!と、専門医からは心配されているあれだ!と思いました!
この「サルコペニア」ですが、ギリシャ語の「サルコが筋肉」で、「ぺニアは喪失」を組み合わせて作られた言葉だそうで、加齢や病気などで全身の筋肉量が減り、筋力や身体の機能がおちることを言うそうです!
今日の友人は骨折をして入院により筋力が落ちた!という事ですが、サルコペニアになると当然筋力が無くなるために「転んだり、骨折」をしたりする危険性が高くなるのです!  さらに、思い通りに動けなく、自由にならない事から、心身の活力も低下して、これも最近耳にする「フレイル=虚弱」や、介護の必要な状態になり易くなると言います!
さらに、それだけでなく「サルコペニア」になると、心血管の病気やがんなどに罹った時には?死亡のリスクも高くなると、また運動が低下する為か?認知機能の低下とも関連すると・・・!
サルコペニアは今回のような、止むを得ず!入院から・・・!という様に、身体を十分に動かしていない!事も有りますが、栄養状態が悪く十分に取れていない事でも起きると言い、最大の要因は加齢だと言います!
その為に気を付けることと言えば、まず栄養だと!  それには、特に高齢者の方は不足しがちな「タンパク質」を摂ることだと言います!  どんなに筋トレをしても原料の「タンパク質」がなければ、自分を食べるように、ただ消耗するだけで、かえって悪くすることに!  その為に、よほどの肥満!の方以外は、体重は減らさない方が良いと言います!
「タンパク質」の目安としては体重1㎏当り、タンパク質を1gと言います!  その為にも「お魚やお肉、卵」などは積極的に摂るのが良いのです!
もちろん、そして運動、活動量を減らさない!ということで、家にいてもスクワットや椅子に座っての膝の曲げ伸ばしなどの脚を鍛える事が最もよいと言います、脚=ふくらはぎは、よく「第二の心臓」とも言われますし!
急いでいる時でなければ、それこそ、駅や買い物などでもエスカレーターやエレベーターを!ではなく、階段を積極的に利用するようにするのが良いのです!  まさにこれを毎日何気なく出来れば一番!そして日常ですから継続もできる!  
また骨に必要なのは「ビタミンD」です、特に日照時間が短い冬などは紫外線を浴びて体内に出来るものが少なくなりがちに・・・! これからの春に向かってのお天気の良い日には、散歩を積極的にするのも、運動による筋力、そして骨を強くするためのビタミンD!ということで、一石二鳥ではないですか!
ビタミンDは免疫の働きにも影響があると言います! 今は不要不急の外出は控える!と言われておりますが、そればかりで家にじっと!ではなく、これからのお天気の良い日の日中には、活動量を減らさない為にも少し散歩を始めましょう!  と、言っても無理をせずですよ!
「サルコペニア」ですが、一応の目安もありまして?ふくらはぎの周りの長さが男性では「34センチ未満」女性で「33センチ未満」さらに、握力が男性「28キロ未満」女性「18キロ未満」あるいは「椅子からの立ち上がり」これは、手を身体の前で組んで、五回椅子から立ったり座ったりを繰り返す運動が「12秒以上かかる」かどうか?
もしも、この「ふくらはぎの長さ」そして「椅子の立すわり」または「握力」のいずれか一つの合計2つが該当した時には「可能性がある!」ということになります?    もしも該当するような時には、専門医療機関に行きましょう!
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