この時期だから!

今日も昨日と同じ様に良いお天気で、一見暖かそう?な感じ、しましたが、外は結構冷たかったですね!
この時期に思い出されると言えば? 子供の頃の「寒げいこ」ですかねー! 寒いこの時期に、朝から道着を着ての練習がありましたねー!  子供心に、何でいつもの体育館などでなく、わざわざ外でしなければいけないのかなー?と思いながら練習をしていたことを思い出しました!
これも心身の修行などと、よく分からないような事を言われていましたが、今でも柔道や剣道を含め「寒げいこ」や「寒中水泳」などは、何故だか?このころに行われておりますよね!  「寒げいこ」などは、日本独特なのかもしれませんが「寒中水泳」は日本だけでなく、ロシアや中国、カナダなど世界各地で行われていると言います!
もちろん寒い水に浸かり!ですから、冬に行うダイビングの様に「ドライスーツ」を着て?ではなく、夏と同じ様に水着だけで海や湖の中に入るのですから、そりゃー死ぬほど冷たいですよね? ロシアなどでは地域により氷点下20度近い場所でも行われると言いますから、1歩間違えば・・・?それこそで!  毎年救急車により運ばれる方も多いと言います、流石に今年はロシアでも新型コロナウイルスの影響で病院がひっ迫しており、いつものように受け入れが出来ない事も?と、今年の「寒中水泳」は中止にしたところもあると言います!
そこまでして、何故に?と思いますが、国内では先ほどの「寒げいこ」と言うこともありますし、その地方の伝統行事「神事」として行われるということも・・・!  また健康に良いから!と言うのも、フィンランドなどでは行われており「サウナの温」と「氷の湖に入る冷」を交互につかることにより、身体のリフレッシュが目的!などの方法が以前からあり、現在では純粋に、その体験を楽しむための「スパやプール」などで「アイススイミング」として出来るオシャレ?な施設も出来ていると言います!
科学的にも「冷たい水に入る」と言うことにより、しばらく続けることで、身体の中の「褐色脂肪細胞」が活性化され、体温を上げる機能が高まり、体温が上がることで免疫システムが活発に働く様になると言います!
確かに、似たようなものに?やはり同じ様に、この時期に行うものとして「乾布摩擦」と言うものもありました!  これも私の子供のころに行われていましたし、実際にやっていたというか、やらされておりました!
乾布摩擦「乾いたタオルなどで直接肌をこする!」ただこれだけですが、もちろん「寒中水泳」と同じ様に、上半身裸で行うのですよ!  その効果は?と言えば、定かではありませんが「体力の向上や風邪予防」そして「免疫力を上げる」などと言われております!
現在では西洋医学的には擦ることで「皮膚炎」を起こしやすい!なども言われており、そのエビデンスがはっきりとしていない!などの理由で、ほぼ見かけなくはなっておりますよね!でも東洋医学的には皮膚と言う物は「肺」に通じる!と言われ、皮膚刺激により肺、そして免疫力が強くなる!と言うことになるとも!
と言うことで、いったい!この寒い時期に、あえて裸になり「寒中水泳」や「乾布摩擦」をすることがどうなのか?と言う事はありますが!  新型コロナウイルスがいまだに!と言うこの時、見えない敵と戦うには?やはり自分の身体、免疫力の強化!と言うことを考えると、そんな昔の行事を・・・!と、お風呂上りにでも、冷たいお水のシャワーなんてしてみるのも方法なのではないですか?
とは言え、もちろん始めてみよう?と思っても、心臓や血圧などに持病が!またほかにも心配な病気を!と言うみなさまは、決していきなり冷たい水!と言うのは危険ですから、まずは少しぬるめのお湯からや、念のために、かかりつけの医師に相談してからにしましょう!
無理をして、何かあってからでは?それこそ「元も子もない!」ですからね! ご用心!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!