昨日の夜見上げてみましたか、夜空? 昨日も綺麗にお月様見えており、周りも明るく見えましたよね! 寒さもですが、やはり乾燥しているからと言うことになるのですね!
乾燥しているために、ここ最近火事が多いと言います! 今日も昼頃と夕方に消防団の車が、暖房などによる火の不始末がない様に!と、注意をする呼びかけをしておりました! みなさまも他人ごとではなく、ついほんの一瞬の油断で、火事は起きるとも言います、台所などで火を使っている時には「チョットだからと目を離すことが、後の祭り!になる事も多いと言います」くれぐれも、席を離れる時には、チョットの間でも「火を消しましょう!」
で、昨日の続き「冬は空気が澄んで見える!」でした!それも昼よりも夜の方がより澄んでいるように・・・? ところが、冬の夜には見通しが良くなるだけでなく、さらに遠くの音も良く聞こえるようになる!という事をご存知でしたか?
確かに、夜遅くに耳を澄ましていると、今までかすかに聞こえていたような、車や電車の音がより聞こえるように思えていたのですが、それもやはり気温が関係していたのでした!
冬に音が伝わりやすい!と言うことは確かで、音と言う物は空気の振動が音波として耳に届くことで、私たちには聞こえるのですが、気温が0℃という寒さの時には、音は秒速「331.5メートル」の速さで進むのですが、温度が1℃上がるごとに0.6メートルずつ速くなるのです!
何故気温が上がるごとに進む速度が速くなるのか?と言いますと、暖かくなることで空気中の分子が激しく動き回るようになり、お互いの分子にぶつかりやすくなるために、音の波も速くなるのだそうです!
さらに音にも、光が水の中に入ると屈折しますが、それと同じような屈折が寒いとこから、暖かい所に進む時に起きるのだそうです! 先ほどの温度が上がると・・・!の様に、音は寒い所よりも暖かな方が速く進むようになるために、冬の昼間は陸上の方が上空に比べて暖かことから、地上で放された音は、上空との気温の差により上空側に曲がっていくのです!
ところが、夜になると、昼間暖められた空気は上空に逃げていく「放射冷却」と言う現象が起き、昼とは反対に地上よりも上空の方が気温が高くなるために、今度は地上での音は地上側に曲がるようになってくるのです!そのために、夜になると、遠くの音が聞こえるようになる!と言うことになるのです!
雪の時にはシーンとした、何とも言えない静けさがありますが?もちろん気温が低い!という事もそうですが、雪は空気をたくさん含んでおり、小さな隙間が沢山あるために、その隙間に音の伝わるための空気の振動が入り込み、弱められてしまうために、あの何とも言えない静けさが出来上がるのです!
ちなみにですが、ではみなさまは一体空気中と、水中ではどちらが音が速く伝わるとお思いですか・・・?
きっと、結構な方が「空気中」と・・・!では? であれば、それブッブー!でした、実は水中の方が、なんと空気中よりも約4倍近く速く音が伝わるのですよ!
今年は新型コロナウイルスの影響で「東京オリンピックパラリンピック」がどうなるの・・・?と多くの方が心配をしていると思いますが、そのオリンピックなどの種目「シンクロナイズド・スイミング」ですが、実際に観客席に流れる曲は、水中には少し遅れて流しているのですよ!
今夜も寒いですが、空気澄んでいるようです! 如何です、今夜は夜空を見ながら聞き耳を立ててみません?今日で1月も終わり!お正月に、それぞれのお宅にお邪魔し、今年の幸せを運んで来てくださった「年神様」のおしゃべりが聞こえるかもしれませんよ?