今日は寒い!を通り越して、冷たすぎるほどの1日でした! それもそのはずで、3時30分ころには、私は今年は初めて雪の降るのを見ました! 夕方になり、気温が下がって来るので、このまま降り続け少し積もる・・・?と、内心ちょっと期待はしていたのですが、降っていたのはほんの10分ほどでしたか、すぐに雨に変わり、残念?ながら現在は雨も止んでおります!
東京では横浜よりも早く雪が降ったようで、ニュースなどでは公園などが白くなるほどの降りの所もあったと言います! みなさまの周りでは如何でしたか・・・?
山下達郎さんの歌ではないですが「雨や夜更け過ぎに雪へと変わるだろう?」ではないですが、雨から雪に変わる気温、私は2℃と覚えていたのですが、今日の3時頃は3℃ほどだったのです、それがまさに思っていた2℃になったころに、なんと雨の中に雪が混ざりだし・・・!なので、内心やっぱり!と思ったのですが、本当に雨から雪の、その境目と言うのは、みなさまはどのへんだとお思いですか?
調べてみますと! 必ずしも気温が低いからと言って「雪」にはならないようでした!
実際には気温が3℃から4℃以下の時には雪になり易い!とは言われているそうです! でも、今日の様に4℃ほどでは降らないで、2℃になり降り出すことも! の様に、雪が降るための条件として「気温」だけでなく「湿度」も関係してくるのだそうです!
そんな「雪と雨の境目は?」と言う事を調べたグラフがあり、それによりますと! 気温が4℃の時の湿度が「70%以上」だと、これは雨!
気温が4℃で湿度が「60%以下」の場合に雪へと変わるそうで、その間は「みぞれ」だと言います!
雨が雪に変わるのには「気温と湿度」両方の条件が関係するようですが、水が氷になるのは「0℃」ですから、当然に大事なのは気温!と思っていたのですが、実はちょっと違うようで、力関係では?どちらかと言うと「湿度」の方が!のようなのです!
と言うのは、雪になったり雨になったり!するには「昇華」と言う現象が関係しており? この「昇華」とは「氷がダイレクトに水蒸気になってしまう現象」を言うそうで! 私たちが分かりやすいのは、冷蔵庫で作られている氷をいつまでもそのままにして置き、ある日に使おうとすると小さくなってしまっている!これが「昇華」という現象で、作られて氷の表面が水蒸気になり、縮んでしまった!という事なのです!
これと同じことが、空から降ってくる雪のかたまりでも起こっており、昇華が起こる時に、空中の雪のかたまりから熱が奪われ、雪のかたまりの温度が下がり、温度の下がったかたまりは?4℃ほどでは空気に触れても溶けずに地上に落ちてくるのです!これが雪なのです! ですから、気温が0℃より高くても雪は降るという事なのです!
ここで、大事なのは気温よりも湿度!と言うのは、この雪になるか?の「昇華」ですが「湿度」が低いほど昇華が起こりやすく、高いほど起こりにくい!ということが有るので、湿度が低ければ低いほど昇華はどんどん起こり、雪のかたまりの熱を奪うために、気温が多少は高くても雪は降ってくるという事なのです!
その例として極端ではありますが、例えば気温が10℃ほどでも湿度が10%であれば?雪は降ることもあるのだそうです!
その反対に湿度が高い時には、肝心な「昇華」があまり起こらない為に、気温が低くても雪は途中で溶けてしまい、地上には降ってこないのです! と言うことで気温が氷点下だから雪が?と思っても、そこに湿度が低くないとダメ!という事です、先ほどのような10%と言うこともないでしょうが、湿度が低ければ気温は7℃ほどでも雪の降ることはあると言いますので、寒い雨の日には湿度も必ず見るようにしましょう!
もちろん自然ですから、他にも「上空の大気の状態や地形、風向などなど」いろんな条件が重なり、あの白くヒラヒラと落ちてくる「雪」が見られるのです!
もうすぐ2月より寒く乾燥も強くなる時です、まだまだ3月の始めくらいまでは「雪」の降るような事も有るでしょうから、暫くは気温と一緒に湿度にも気を付けておきましょう!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!