女性は強し?

昨日の新型コロナウイルスの感染者数、東京では1592人、神奈川県では795人!  おっ!何となく減ったか?と思いきや、なんと横の所に説明が?「日曜日過去最多!」と、やはり減ってはいないのか・・・!  毎日毎日朝から晩まで「新型コロナウイルス」のニュースは流れております!  新聞の一面にも毎日「感染者数の詳細」が!
今日の朝刊にも、もちろん!で、国内の感染者数は「33万696人」昨日だけで「5760人」の方が新たに感染、そして感染によりお亡くなりになった方が「4525人」!  当然、感染者の方が増えれば、重傷者の方も、そしてお亡くなりになる方も・・・!
まして、現在では「医療の逼迫!」といわれており「崩壊!」とも! 病院によってはすでに、患者さんの選別「トリアージ」までが始まりそうなところまで?と言われております!  なのに、集まる所には人が集まるようで?夜の飲食店が8時閉店、アルコールは7時まで!と「緊急事態宣言」が発令されている都府県の知事は協力を・・・!と、止む追えずそれに従うお店が多い!と言いますが、中には事情がと、お店の前に、その事情の説明を張り出し、いつもの様にお店を続けているところもあるようで?
昨年の1回目の「緊急事態宣言」の時と同じで、この時もパチンコ屋さんでしたか、営業を続けていたお店もあり、他が営業していない分、お客様が集まり、長蛇の列が!それと同じで、今回も他のお店が夜8時で閉店する中、営業を続けているお店には、お客様が遅い時間まで集まっていると言いますが!営業を続けるお店の事情も、また集まるお客様の気持ちも分かるような・・・!ですが、でも公平でないですよね!  政府のお店を閉め、補償の一律6万円と言うのも公平ではないように思いますが?
夜沢山の方が集まる場所は感染のリスクが高くなるので、出かけないように!という事ですが、それでも出かける若者! 自分は大丈夫!と思う、これも何か災害の時にパニックにならないように!と、人に備わった「正常性バイアス」という物なのでしょか?  見えない敵、大丈夫!では済まなくなってしまう事にもなり、国内「4525人」ですから!できるだけ今は我慢我慢ですよ!
そんな、新型コロナウイルスに感染した場合の万が一ですが、特に男性はその危険性が高い!と言います!  そんな傾向は日本だけでなく、世界各国から報告されているのです!
国内の昨年12月28日までの感染者の、お亡くなりになった方の内訳は「男性が1898人」「女性が1214人」で、死亡率は?と言いますと男性「1.6%」に対して女性は「1.2%」だそうです!  イギリスのチームによる報告でも、その死亡率は女性に比べ男性の方が1.39倍高かったと言います!
女性よりも男性の方が死亡率が高い!と言うのは、今回の新型コロナウイルスだけでなく「SARS=重症急性呼吸器症候群」の時も、男性の方が1.66倍高く、「MARS=中東呼吸器症候群」でも同じ様に、男性の方が「52%に対して女性23%」と男性の方が・・・!
その原因は複雑で、特定はまだされていないそうですが、一つ「免疫システム」が関係しているのでは?と言われております!
今回の新型コロナウイルスでも重症化する時のメカニズムに「サイトカインストーム」と言う言葉が、聞かれたことが有りますが、本来「サイトカイン」主にタンパク質から出来ていて、細胞同士の情報の伝達や、免疫細胞の活性化「炎症性サイトカイン」と抑制に働く「抗炎症性サイトカイン」などの働きを持っているのです!
この自然免疫と言われる「サイトカイン」ですが、女性に比べて男性の方が、新型コロナウイルスなどに感染すると放出される量が多く表れ!  女性は?と言いますと、免疫システムの第二段目の「獲得免疫」と言われる、攻撃力の高いものが働いていると言われております!
このような、いざと言う時に働く「免疫システム」の違いで、男性は「サイトカイン」の量が多いために「ウイルス」の侵入や薬剤投与などにより「炎症性サイトカイン」と「抗炎症性サイトカイン」のバランスが崩れ! 「炎症性サイトカイン」の量が過剰になり、自分の細胞まで傷つけてしまう「サイトカインストーム」が起きてしまい!重症化する人が多くなり・・・!ではないかと?
また、年齢が進むに従い、男性の場合は「獲得免疫」の反応が弱く成る傾向があり、全体的に男性の方が「免疫システム」の老化がより強く出やすいのが、若者に比べて高齢の男性に重症化率や死亡率が高くなる傾向があるのでは?とも言われております!
なのですよ!世の男性のみなさま!もちろん高齢のみなさまはよりそうですが、若いみなさまも「大丈夫!」では済まなくなってしまう時も?ですよ、まずは「転ばぬ先の杖」「君子危うきに近寄らず!」で、せめて来月7日までは用のある時以外は「ホームステイ」をいたしましょう!
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