昨日8日横浜市のカジノを含む総合リゾート(IR)の誘致をめぐり「住民投票条例の制定」の賛否の条例案を市議会において決議され、結果「否決」されてしまいました!
この条例案の制定を求めていた市民団体の「カジノの是非を決める横浜市民の会」では、今回の為に市民の署名を約20万人分集め、住民投票の実施を目指していたのですが、なんとも残念な結果になってしまったと言うことなのです!
この条例案が否決された後、林横浜市長は、今後も改めて直接民意を問う事は「全くない!」と答えていた!と言いますから、今後は粛々と誘致の手続きは進んでいくのでしょうね! ともかく今回の誘致反対、と思っている市民の意見は、結果はともかく! 一応は市の本会議において審議され否決ですから、何とも今回の20万人近い市民の意見は「残念無念!」と言う結果になってしまったのです!
しかしその結果の心配は以前より言われている、現在の明るい横浜のイメージなどの「周辺環境」への影響や、一番気になるのが?「ギャンブル依存症」という事ですよね!
IRの問題が起きた時から、危惧されている事ですから、ギャンブル依存症対策法や依存症の対策へは自治体などでも整備されてされて来てはおりますが、しかし「完治はない!」と言われている「ギャンブル依存症」ですから! どうなのでしょう?
博才がなく、ほぼ全くする事のない私はカジノには近寄ることはないと思いますが、一見明るく楽しそうに見える「総合型リゾート」ですから、表面を見ているだけで有れば横浜の名所になる様にも思えないこともないのですが! そうに考えると、有ってもそれは個人の問題になってしまうのでしょうか?
出来ても、昼間の明るいリゾートとして楽しむだけにしておけば?
確かに、現在でも気がつけば! 意外と生活の近くに「パチンコ、競馬、競艇、競輪、オートレース」もあり、またもっと近くに?と言えば売り場が駅前やショッピングセンターなどの近くで見かける「宝くじやスポーツ振興くじ」などがあり、パチンコや競馬などは行かない!という皆様でも、意外と普通に「宝くじ等」は生活の中で買っておりません? 普通に溶け込んでいるので「ギャンブル」とは思わずに?ということもあるからかもしれませんが、立派な「ギャンブル」なのです!
2016年と少し古いですが、それぞれの市場規模は?と言いますと、一番は「パチンコ」で約22兆円、競馬3兆円、競輪が6千億円、競艇が1兆円、オートレース600億円、宝くじなどは約1兆円と言われております!
これから見ても、パチンコが圧倒的!という事でも、桁違いにの金額を見ても!やはり手軽さ故のような?「ギャンブル依存症」と言う影は見えて来ますよね?
「ギャンブル依存症」この病気、一番怖いのが?自分が罹っていると言う事に気がつかない事だと言います! 自分で自覚する事ができない為に、治療もそして当然回復することもできない病気だと!
そのことに気がつくのは?リハビリ施設などに通い、そこで他の通所者の皆様の過去の体験などを聞きながら、己を客観的見る事ができた時だと言います! しかし、それでもパチンコ屋さんの前を通った時などはつい・・・! また競馬などで有れば、つい一人でいる時などに寂しく、孤独から場外馬券場に・・・!と、心が身体が動いてしまう!と言います・・・
もしも辞める事ができたにしても、それは完治はなく! その後も一生「自助グループ」などに通い、ギャンブルをしない!と言う状態を続けることしかないと言います!
完治無し!と言われ、国内にこれだけギャンブルがある中、依存性対策がおざなりになり、カジノが導入!となれば、それこそ大きな社会問題になってしまいますよ! 横浜市も財政などの問題もありこの「IR」を・・・!と言うのも分かりますが、急がずに、やはり市民にもきちんと説明をして話し合い、その上での方が良い様に思いますが!
このままであると?今回の「残念無念」の20万人の署名! 今年は横浜市長選が夏に行われる予定です! それこそ「倍返しや千倍返し!」怖いですよ!
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