今日は二十四節季の一つ「冬至」でした! 二十四節季?昔はその季節に合い、生活にも密着していたものなのでしょうが、今ではあまり!というよりも、若者ではこの言葉を知っている方は少ないのでしょう! でもきょうの「冬至」や「夏至」と言う言葉はご存知の方が多いのでしょう!
そんな、知らないけれど、これは有名な「冬至」! 天文学的に言いますと、地球が太陽に対して23.4度傾いていることだそうで! 地球から見ると太陽が最も南に位置するのが今日「冬至」で、冬になると太陽が地平線からあまり高く上がらなくなるのです! このために今日は昼が1年の中でも最も短く、その分夜がながーい!1日なのです!
そう言われてみれば?今日の5時ころには、外はもー真っ暗でしたよ! 冬至だからだ! そして、まーさぶい!
こんな日は昨日ではないですが、温かなお風呂にゆっくりと浸かるのが一番ですよね! 言われなくても、そのように!と言うみなさまも多かったと思います!
そんなお風呂ですが、今日のお風呂は?ちょっと違っておりませんでしたか? いつもと同じで特に何も変わらなかった!と言うみなさまはそのままそのまま!
実は今日の「冬至」ですが、この日のお風呂は? そう「ユズ湯」だったのですよ! 「冬至=とうじ」ですが、俗に昔から温泉など出かけ、お湯に浸かり、病気を治すことを?これも「湯治=とうじ」と言い、今日の「冬至=とうじ」は柚子を入れて温まる事から「湯治」にかけた!とも言われているそうです!
「柚子=ユズ」には新陳代謝を活発にして血行が良くなることから、身体が温まり、殺菌効果のある成分が入っていると言われております! また「ユズ」を入れるのは「融通が利く」ような人になる!という願いも込められているとも? 「冬至」と「融通」の何が関係しているかは分かりませんが、言われていると!
また「冬至」にはカボチャを食べる!という事も言われており、この時期にカボチャを食べると、風邪をひかない!という言われがあると言います! カボチャにはビタミンが豊富に含まれているために寒さに耐えられるような身体を作るという昔の人の知恵なのでしょう!
私も寒くなり、カボチャを何回か頂いているのですが、その時により、甘くほくほくして美味しいものと、全くそのような感じもない、ただ固いものと、何とも差があり過ぎて、美味しいカボチャの見方でも覚えたいと思うほどです! そんなカボチャですが、このカボチャ!実は冬至に食べるとご利益が?と言っておりますが、実は冬の野菜ではなく夏野菜なのでした!
なのに何故に・・・?と言いますと、昔は冬になると野菜などの出来が減ってしまう!という事あり、そんな時に夏野菜でも、このカボチャは保存が利くために、野菜などが不作になる冬に備え、保存食として保管されていたのです!
しかし、現代では一年中手に入るので、昔のような貴重品!というような事もなくなっているようですが! 他にも今日の「冬至」には「ん」の付くものを食べると良い!とも言われ、夏の「ウナギ」ではないですが「南瓜=カボチャ」のほかにも「レンコンやニンジン、ダイコン、ぎんなん、きんかん」などのような物を食べたとも言います! これも冬場のビタミン不足などを補う様にするためもあったのでしょうが、冬至が1年の最後と考えられていたころもあり、それを「仮名の最後の文字?」そうです「ん!」にかけて!ということだとも・・・?
「冬至=とうじ」と「湯治=とうじ」をかけたり、「柚子=ゆず」と「融通=ゆうずう」、仮名の最後「ん!」と1年最後の今日「冬至」をかけたり!と、昔は寒くなると外にも出られず家の中でと! こんな言葉遊びのような事を考えて過ごしていたのでしょうか?
丁度今はあちらのお家でもこちらでも!と、柚子がなっているのを見かけます! スーパーの野菜売り場にも袋に入った柚子を見かけます!風邪でなく、いまだに衰えない新型コロナウイルス、せめて罹らない様に!と無病息災を祈り、寒い夜の寝る前に「柚子」を絞り、蜂蜜などを入れた温かな飲み物などを作り、心と身体をリラックスさせるのも良いのではないですか!
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