敏感故に?

昨日、一昨日と日曜と祝日ということで、さすがに今年は出かける方も少ないようですが、それでもやはりお休みはこの時!と決められている方も多く、少ないなりに場所により混雑はしているようです!
またそれほど遠くでなくても、お出掛け!となると、今年は特に電車やバスなどの乗り物を避けて自分たちだけの方が・・・と、車での方も多かったようで、渋滞こそいつもほどではなかったようですが、それでもやはり要所要所では起きていた様ですよ!
そんな車やバスと言いますと、昔からいらっしゃいましたが、乗るとかならず「酔ってしまう!」というお子様が最近特に多い様に・・・?  もちろんお子様だけでなく、大人の方もいらっしゃいますよね?
普段、私たちは「視覚」と耳の奥にある内耳で重力や回転運動を感じる「前庭覚」と言う場所と、目をつぶっていても筋肉などの動きを感じる「固有覚」という3つの感覚で、地面などの動かない空間を脳の中で作り、それをもとに行動しているのです!
それが車などの中にいて、自分がいる空間ごと動いてしまう!と言う時には、運転している方はスピードが変わったり、カーブなどがと、動きがあるために、外の空間と言う物をすぐに再現することが出来るのですが、運転していなく、外をあまり意識していない!という方は、その再現がうまくできずにいるために気持ちが悪くなるのです!
人だけでなく生きている物「鳥や魚など」も同じで、風や水の流れなど自分の意志でなく、止む追えずに動かされてしまうことは、自然界では「危険!」と感じるように本能が持っており、その表現として、気持ちが悪くなったり、吐き気が・・・!というのは身体の警報として出されている物だと言います!
乗り物の経験が少ないお子様は、特に5歳くらいから小学生のころが一番酔いやすい!と言います、まだ背も低く窓から外の様子が見えにくい!ということも関係しているのでは?とも言われております・・・、その割におんぶや抱っこをされている乳幼児は酔いにくいとも!
面白い話では?飛行機の操縦をシミュレーションするフライトシミュレーターでは、実際に操縦しているパイロットの方の方が酔いやすいと言います! それは、実際の飛行機との違いを感じ取ってしまうためだと・・・!
乗り物によりその酔い方も違うようで、船の場合はゆっくりとした上下の振動が原因なので、船酔いの防止には「遠くの揺れていない景色を見るのが良い!」と言います!  また電車では船よりも酔いにくいと言いますが、カーブを曲がる時の車体を傾ける「振り子車両」これにより酔う事が多いと・・・!
せめて知っておくとよいのでは?という、乗り物に酔いにくくする方法は!と言いますと「バスや電車では前の方に乗る!」これはバスや電車は前の方が後ろに比べて揺れにくいから!  では、車は?と言いますと、これは「優しい運転!」になるそうです「急な加速や減速はしない様に!」や「カーブは丁寧に!」そして「休憩を入れながら!」という方法が・・・と言います!
イヤイヤそんなものでは変わりない・・・!と言うみなさまは、やはり「酔い止め!」という、特効薬をまず乗る前に飲んでおきましょう!
ただやはり「薬」ですから注意も必要で、中の成分により「眠気や眩しさを感じるものも!」さらには現在「風邪薬」などを飲んでいらっしゃる時には、似た成分が使われていることもあるので注意が・・・!もちろん「妊娠中や授乳中」という方には避けた方が良い!という成分もあるので、もしも、すでに何かお薬をお飲みのみなさまは、事前にかかりつけの医師や薬剤師に相談するのが良いと思います!
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