もちろん今日も夏日と言うか真夏日に!ですが、今日日本で一番暑かったのは・・・? 富山だったそうで、その気温は・・・?と言いますと、なんと37度を超えていたそうです!
日本海側の新潟市や金沢市、米子市なども、同じ様な37度に近い気温「猛暑日」になったと言います! 横浜は今日の2時頃に見た時には30.5度と、昨日よりも多少低い気温が出ておりましたが、外にいると、止まっていてもジトっと汗がにじみ出てくるような感じで、明らかに今日の方が暑いな!と感じる日でした・・・
それにしても、今日の富山などの37度越えの気温、これ普段の人の体温よりも高いのですよ!
気温が高く、人の身体が暑くなった時には、人はその熱を逃がすのには?「水分を補給して汗により逃がす方法!」と、「皮膚の血管を拡張して熱を逃がす方法」のこの二通りなのです!
人の身体の汗を出す「汗腺」という物は、人により多少違いがあるようですが、概ね「300万~450万」と言われており、この数は大人も子供もほぼ同じなのだそうです!
大人も子供も汗腺の数は同じ!と言う事は、子供の方が身体が小さいのですから、今のコロナが流行っている時には困る言葉ですが、子供の汗腺は「密」に有る!と言う事になるのです! そうなると、やはりこの暑さでも汗を頭から流して遊んでいる子供も見かけるくらいですから、さすがにその冷却機能のせいで・・・?と思いますよね!
ところが、ギッチョンで! 発汗により体温調節機能が完成するのは「18歳」頃なのです! その為に、実際に働いている子供の汗腺は、非常に少ないために、水分の補給をしても大人と同じ様には行かず、体温調節にはたいして有効ではないと言います!
その為にも子供の屋外での運動などは、気温が32度くらいにしておかないといけないと言います! 丁度、ここ最近の気温が、子供達が外にいて遊んでいても…の限界だと言う事です!
もう一つの身体の熱を逃がす方法の「皮膚血管の拡張」ですが、血管を広げることで、体内の熱を外に放出することです! この機能は小学生でも、ほぼ大人と同じ様に働く様になっていると言います! その為に、暑い時の子供たちの顔が真っ赤になっている事を見かけますが、あれは熱を逃がしているためなのですね!
これらから、大人も子供も水分補給を・・・!と、水分を摂っているから「熱中症」にかからない!と思っていると、先ほど説明しましたように、子供の発汗による体温調節は非常に弱い為に、大人と同じように考えていると、とっても危険な事だと言います!
以前にも小学生や中高生が部活動などの際に、熱中症で倒れたり!と言う事も沢山起きております! 子供達には水筒などを持参させて、水分補給をきちんと取らせていたのに・・・?と言う事も有りましたが、これらを見ると、やはりその効果は薄かった!と言う事になるのです!
だからと水分補給をおろそかにしても?ということではなく! 子供の水分補給は「脱水」を防ぐには有効!なのです、なんといっても人の身体の約6割は水分で出来ていると言う位ですから!
その外気温が37度超えで、普段の私たちの体温よりも高くなる!と言うのは、これ大人も子供も大変危険な事なのです!
皮膚の表面の温度よりも、気温の方が高くなると?皮膚の血管拡張が起きても?熱を逃がすことが出来なくなり、さらに、時には反対に熱を身体に取り込んでしまう?ということにもなり、大変危険なのです! また気温は体温を超えていなくても、湿度が高くなる時にも、汗をかけなくなるのです!
そんな時に、運動や作業などの身体を動かすことは十分に気をつけないといけない事なのです!
これからの時期、横浜や東京などでも、35度を超える日も・・・出てくるのでしょう? 気温はそこまで高くなくても、よく言われるように「都会はアスファルトジャングル!」また人工芝なども高熱になると言います、お子様が外でサッカーなどの運動や遊びでも、気温が32度を超えた時には危険と感じ! 夕方になり気温も下がってからが・・・、熱中症などにかかる可能性を下げることが出来ると思います!
汗を頭から流し、びっしょり! 元気!なのは分かりますが、その汗による体温調節は大人ほど十分でない!と言う事は、覚えておいてください!
この時間になっても、エアコンもつけずにブログを書いておりますと、顔や身体から汗が出てきて、手にしたタオルが湿って来ております! シャワーして、エアコンをつけないと寝れませんね!
処方箋調剤、在宅と地域の健康作りの助けになる薬剤師、チーム医療に参加する薬剤師の教育に力を入れる「サン薬局」です!
地域の「かかりつけ薬局」「かかりつけ薬剤師」の「サン薬局」です!