陸でも、海でも!

今日も何の疑う事なく、青い空には夏らしい雲がたなびく?ではなく、湧いて来ておりました!  きっと夏休みが始まっての最初の日曜日、鎌倉、逗子、江の島など湘南の海岸には、今年は海の家が無い分、色とりどりのパラソルやテントが並んでいるのでしょうねー?  まさに海日和!
もちろん、それぞれのグールプは「ソーシャルディスタンス」それなりの距離を保ちながらなのでしょうか?  楽しく遊ぶのは良いですが、お忘れなく!新型コロナの事、海に家が無く、シャワーなどお水を使うにも決まったところにしかないのでしょうから、お水がないから手洗いがまめにできない!であれば、携帯用の消毒用アルコールなどは事前に用意して、消毒はしておいて下さいよ!
もしも、その海岸が「エピセンターに!」なんてなってしまうと、海全体が使えなくなってしまう様な事にもなりかねませんから・・・?
それと、もう一つ海に出かけて「危険!」と言う事があるのです・・・?
それは!今年は先月の内から聞く様になっていましたが、風や波などの強かった翌日などに海岸で見かける、アイツ!です、知らずにとか?特に小さなお子様は興味本位でつい手を出してしまいたくなるような、一見綺麗な物?と言うか動物!
それは「カツオノエボシ」またの名を「電気クラゲ!」と呼ばれるクラゲで、普通クラゲと言うと、海の中をフワフワと漂っていると言うか、一見癒し系の物ですが、しかしこのカツオノエボシは、海中に潜っているものでなく、常に気泡体を呼ばれる風船の様な物を海面に浮かばせて、風や波に任せてゆらゆらと・・・!
そしてこの気泡体が青い様ななんとも綺麗な色をしているのです!  その気泡体の下に、ながーい触手を持っており、それもこれまた青白い様なきれいな色をしているのです! そしてその触手に強い「刺胞毒」を持っていて、通常はその毒針により動物プランクトンなどを麻痺させて食べる動物なのですが、時には小魚なども捕まえてしまう物もいると言います!
もちろん人は彼らの獲物ではないですし、また人が麻痺するほどの事はないのですが、ただ海の中でも、そして打ち上げられた物でも、もしもこのながーい触手に触ってしまうと?  毒針が放され、人でも「強く激しい痛みが!」この痛みが電気の走ったように・・・!と言う事から別名「電気クラゲ」と・・・
そんな電気が走ったように、強い痛みと、その跡がみみずばれなどの炎症を起こすのです!  また、その症状が重い方になるとアナフィラキシー症状の様に「頭痛や吐き気」などの症状がでたり、もっとひどくなると「不整脈」が出ることもあり、数は少ないようですが亡くなる方もいらっしゃると言います!  くれぐれも一度ネットなどでその姿を確認して、海に遊びに出かけた時、出会った時にも決して構わないようにしましょうね! 特に小さなお子様には特に言っておくことが良いと思います!
クラゲでは他にもさらに強い毒を持つ「ハブクラゲ!」なんと呼ばれる四角い傘をもっている「箱クラゲ」の一種がありますが、これは「ハブ」を呼ばれるほどですから、非常に強い毒があるのですが、沖縄などの熱帯などの暑い海にですから、湘南には多分いないので、それほど心配しなくても良いでしょう!
しかし「GO TOトラベル」で沖縄!と言うみなさまは、ちょっと心配に・・・!  海に入る前に地元の方や、監視員方に確認するのが良いかも?
もしも、うっかり「カツオノエボシ=電気クラゲ」に触れてしまった時には、ピンセットなどで刺されたところに付いた触手を取り除き、その後、海水で洗い流し、もちろん病院に行きましょう!
それよりも、海に出かけた時の情報で「カツオノエボシ」が出ていると聞いたときは、出来れば肌の露出を少なくするのが良いので、ウエットスーツや、今肌の弱い方や日焼けの予防に来ているような「ラッシュガード」などを用意して、着て海に入るのが良いと思います!
陸にいては「マスク」、海では「ラッシュガードやウエットスーツ」とこの時期、なかなか、昔の様にそのままの「素」ではいられないのですね?
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