たなばた!

昨日は?7月7日で「ささの葉さーらさら、軒端に揺れる・・・きんぎんすなご!」で歌われる「たなばたさま」でした!  と言われても?ですよね!
現代ではこのような童謡など唱歌という物は、うたわれることはほとんどないようで、聞くこともないですが! むかしは!と言うと、ものすごく古い感じで、妙に年寄りの様になってしまいますが、その当時は小学生の時は音楽の時間にはうたっていました!
今でも、その思い出が・・・!と言う事で、子供達はうたわないようですが、デイサービスなどや、特別養護老人ホームの様な場所では、入居している方のリハビリや楽しみで歌われていると言います!  私も子供のころにはうたっていたせいか? 唱歌は好きで、思わず口ずさんでいることもあります!
きっと同じような年代の方は、何かヒョットした時には、私の様に歌っておりませんか・・・?
しかし、子供のころにはよくうたっていた童謡などですが、意外とその意味を知らずに!や、間違えて!と言う事も、大人になって「そう言う事だったの!」と知ることも多いです、特にその言葉で、今回の「たなばたさま」でも「軒端=のきば」って何?  と、今でも思う方がいらっしゃるのでは?特に、現代の若者やお子様は分からない方が多いと・・・?  他にも「きんぎんすなご!」なども・・・では?
「軒端」と言うのは?屋根の端っこ!家の屋根が壁よりも余計に突き出ているところの事です!  と言っても、現代ではマンションの様なとこでは真四角の建物だと壁と屋根が同じに切れていると出っ張っている事も少ないかも? でも建物よりも一番上に、屋根の端が突き出た建物もありますが、それそれですよ! それが「のき=軒」です!
それと「きんぎんすなご」ですが、これは?金色や銀色の「すなご=砂子」ですから「細かな粉=砂のようにしたもの」の事で、昨日は生憎雲が一面で見ることが出来なかった!と言っても、今や横浜や東京などでは雲がなくても、星が見えても数個ですから「天の川」など、とんと見かける事などできませんが、それでも伊豆などに行くと、見えますよ!
その夜空の「天の川」の星を砂に例えて「金や銀の!」と歌っているのです!  如何ですか、一日過ぎてしまいましたが、この「たなばたさま」の歌、口ずさんでみるのはどうですか?
「七夕」は江戸時代より行われており「季節の節目!」と言う事で、結構大事な行事だったと言います!  この「大事な行事」は一年で5回あり?それが一月七日の「人日」、三月三日「上巳」、五月五日「端午」そして昨日の七月七日「七夕」、九月九日「重陽」なのです!
そしてこの「七夕」には短冊を先ほどの童謡にもありました笹の木にぶら下げて、願い事をすることを行いますが、これももともとは江戸時代から行われていることで、ただ現在のように人それぞれの願い事を書いて!ですが、元は望みはただ一つ「字が上手に!」と言う事だった言います!
それも時代で、そのころは「字が読め、そして字が書ける!」と言う事は、庶民ではなかなか出来る方が少なく・・・! この事は一種のステータスの様になっていたと言います!
その為に、みなこぞって短冊にこの願いをかいていたのだと言います!
でも、もともと書けない人は?誰かに書いてもらっていたのでしょうか?  「上手にかける前に?」まず「下手でも字が書け、読めるようになりますように!」と・・・?
今では便利で、ローマ字書くでなく、叩けば魔法のように字が出てきて、今読んでいただいているように、上手に?かけますが、これパソコンでなく自分で書いていましたら?  それこそみなさま「納得!」と言われる様な私です・・・!
ですから!現代で私が短冊に願い事を書くとしたら?  「上手な文章で、早く打てるように!」でしょうか?
そうはいっても昨日は「ささ」も立てておりませんでしたから、もちろん短冊も書いておりません!  来年には・・・?と思いますので、せめてあと一年、このつたない文章力のお付き合いを・・・!