昨日は曇りのせいか、一昨日ほどの暑さはなかったですが、湿度が高いようで蒸し暑い日でした! 例年であれば今日明日には梅雨入り!と言う日になりますが、今年もそろそろ今週中には・・・の様ですよ?
とは言いながら、今日は良いお天気で風もありましたが、この風が丁度良い感じで公園などの木陰にいると!何とも気持ちの良い感じの日でしたが、みなさまは自粛ということでお家に?それとも私の様に、今日の様な日には近くの公園に・・・でしたか? それとも、も―いいだろうと?今日はしっかりと今までのストレス発散で買い物にでも・・・?
確かに、そんな気持ちにさせる様な一日でしたよね?
しかし、昔から6月11日は雑節の一つ「入梅」になります! 今年の梅雨は丁度!「梅雨入りの日」に? この梅雨入りが暦に記されるようになったのは1685年ころからと言います、日本人の梅雨と田植えとの関係がいかに大事か!と言う事を表していますよね!
そして梅雨入りから10日経った、6月21日は二十四節気の一つ「夏至」に当たります!
今月6月は「水無月」と呼ばれております、よく「水がある、梅雨の6月であるのに、水無月とは・・・?」とも言われますが、この「水無月」の「無」の字は「なし」ではなく「・・・の」と言う意味になるそうで! ですから正しくは「水の月」と言う事を言っているそうです!
梅雨と言えば当然雨の日が多くなり、子供のころには近くにあった「田んぼ」にカエルの卵からかえったカエルがうるさく鳴いていました、そんなカエルも最近では見ることもなくなり、当然その鳴き声を聞くこともなくなりました!
カエルには元の場所に「帰る!」と言う習性があり、それにあやかり、なくしたものが「返る!」とも言われ、人や物などが元に戻って来ると、縁起の良いものとされていたと言います!
出掛けに雨!と言うのは、苦手ですが、夜休む時に、たまにはカエルが鳴いてくれるのも、何となく気持ちよく休めるような気がしませんか? と言っても、大型のカエルは声も大きくかえってうるさい!ということもあるでしょうから?出来れば、あの緑色した小さなカエル「アマガエル」くらいが・・・!
そんな人により迷惑でもあり、またありがたいと思う「梅雨」ですが、この時期京都の和菓子屋さんには必ず並ぶという物があると言います?
この和菓子が「水無月」と言うお菓子なのです!この時期、と言いましたが、この6月のみに限ってだそうで、もともとは水無月6月30日最後の日に「夏越の祓=なごしのはらえ」の日に食べるお菓子なのだそうです!
このお菓子ですが「外郎=ういろうの上に、小豆を甘く煮たものを乗せて蒸しあげた」ものだそうで、それを三角形に切った形をしているのです!
「夏越の祓」ですが、これはここまで半年間の穢れを祓い、残り半年間の無病息災をお祈りする神事だと言います!12月31日に行われるのが「年越しの祓」と合わせて「大祓」になるそうです!
そしてこの時に頂くのが「水無月」と言うお菓子で、この始まりは江戸時代の、今でも何かの時のお使い物に使うあの和菓子屋さん「虎屋」さんからだと言います、もともとこのお店が6月30日に宮中に納めていた「麦、砂糖、大角豆」を使った「水無月餅」を言う物で、これを食べると夏バテをしないと!言うことが広まり、御所の在った京都、そして京都には和菓子屋さんが多かったこともあり、京都の和菓子として根づいたのでは?と言われております・・・
一昨日紹介した「水ようかんやくずザクラ」、もしも見かけましたら、この「水無月」と言う和菓子も食べてみるのは、季節を感じるにはうってつけのものになり、これから先の半年間の無病息災をお祈りすることで出来るとすれば、まさに一石二鳥ではないですか!
梅雨に入りますと湿度もそうですが気温も高めになり食べ物などが傷みやすく、カビなども生えやすくなります! なるべく冷蔵庫などを利用して、食品などの保存にはご注意を!
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